【Candy Boy×Suits WOMAN】崖っぷちアラサーOL・香澄、イケメン着物男子にホロ酔い!?~後編~

【Candy Boy×Suits WOMAN】崖っぷちアラサーOL・香澄、イケメン着物男子にホロ酔い!?~後編~

仕事も恋も崖っぷちだったアラサーの私に、いよいよ幸運の嵐が吹き荒れてきた!?高級日本酒の酒蔵「パ・ド・ドゥ」の社長・杉本南さんは、着物姿が似合う大人男子!女性の意見を聞きたいと言う杉本さんの希望で、日本酒バーで2人きりのテイスティング。

和を基調とした高級そうな店内は、5席ほどしかないカウンター席のみ。こんな隠れ家風のお店、普段はどんな人が来るのかしら?

杉本さんは、すらりと伸びた美しい指先で、升を握りグイっと飲み干した。その仕草は、男らしくて見入ってしまった。

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白くて美しい手。着物姿に思わずうっとり……。

「よし。こちらを飲んでもらおうかな。こっちから甘口、こっちが辛口。飲み比べてみてもらえますか」

「なんだかお米っていうよりも、甘い果実酒のよう」

「あれ?ちょっと貸してください」

えっ、私が飲んでいたお猪口から飲む杉本さん。うわあ間接キスじゃ!

「すいません。同じお酒なのですが仕込みが1号と3号では味が違うのですよ。昼間に店を貸しているマスターが入れ替えてしまっていたみたいです。また入れ直しますね」

「昼間のマスター?」

「ここは実はランチだけ蕎麦屋をやっているのです。日本酒にあう蕎麦を出していて。僕は普段は店にはいないので、蕎麦は別の本職の方がカウンターに立っているんですよ」

一口、一口、飲んだ感想を聞いてくる杉本さんの真剣なまなざし。そんなプロフェッショナルな姿を見ていたら、大事な日本酒を残すことなんてできなくて、私は端から端まで全ての酒を飲み干してしまった!あれ、千春さんが「香澄さんは、お酒に弱い」って言っていたっけ?

「そんなに一気に飲んじゃだめですよ。酔っちゃいますよ」

「大丈夫。私、お酒強いんですよ」

「本当、顔が赤いよ」

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そんなに見つめられると、ぼーっとのぼせてきてしまいます。

おでこに手を当ててくる杉本さん。酔っているせいで熱いのかな。大きな手がひんやりとして気持ち良い。ぼーっとしていると、外から、聞いたことがあるような男性の声が。でもまさか??

日本酒バーの入り口に現れた声の主はもしかして……!?

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