ビューティー&ヘルス 【ドラッグストアの薬剤師に教えてもらいました】私の便秘に効く薬を教えてください!

慢性の便秘に効く薬には2つのタイプがある

腸内環境だけでは解消しなかった便秘にはいわゆる便秘薬です。大きく2つのタイプがあります。大腸を刺激するタイプと、大腸内の水分を増やして便を軟らかくするタイプです。

右上「3Aマグネシア」/右下「コーラック」/左上「オイルデル」/下中央「コーラックファイバー」/左下「ウィズワンエル」

 

  • 大腸を刺激するタイプ「コーラック」(大正製薬)

ひとつは、大腸を刺激して、収縮させることで便を絞り出すタイプ。市販薬ではビサコジルという成分が有名です。「コーラック」(大正製薬)がこのタイプです。夜、寝る前に飲むと、翌日の朝からお昼にかけて排便が促されます。

このように効果が出るのは早いのですが、腸を収縮させるので人によっては痛みが出やすい薬でもあります。また、いったん薬で改善しても、その後また便秘を繰り返し、薬を飲みつづけることでだんだん効きにくくなり、量が増えていくという悪循環にも注意が必要です。

添付文書に書かれていますが、いったん改善が見られたら、その後は服用間隔を少しずつあけて薬を飲まずに排便できる状態に戻していくことが大切です。

  • 水分でやわらかくするタイプ「3Aマグネシア」(フジックス)

酸化マグネシウムを使って大腸に水分を集め、便をやわらかくすることで出しやすくするタイプです。上の大腸刺激タイプと比べると効き目がおだやかでクセになりにくいです。

そのほか、繊維質で便をふくらませるタイプがあります。

  • 繊維質でふくらませる「ウィズワンエル」(ゼリア新薬)

繊維質によって便を膨らませて出しやすくするお薬です。食物繊維であるプランタゴ・オバタ種皮末、優しく腸を刺激するセンノシドといった生薬を配合しています。これも比較的お腹がいたくなりにくく、クセになりにくい方のお薬です。

  • 繊維質とビタミンB6を配合「コーラックファイバー」(大正製薬)

コーラックブランドのひとつ。生薬のプランタゴ・オバタ種皮末、ケツメイシ、センノシドのほか、便秘にともなう肌荒れ、吹き出物を防ぐビタミンB6を配合しています。

まとめとして、一般的にビサコジルによる大腸刺激タイプのほうが早く、良く効きます。ただしお腹がキリキリしやすいという面もあります。お腹が痛くなりやすい人には、酸化マグネシウムや繊維質を使ったお薬を使うと、より自然に近い排便を促すことが出来ます。

1 2 3