ビューティー&ヘルス 【宋美玄先生の「ふたりで妊活」のススメ】はじめからふたりで妊活すれば、夫婦の仲はその後もよくなる〜その2〜

「妊活は女性がするもの」というイメージを持っている人が多いと思います。しかし当たり前のことながら妊娠は1人ではできません。また男性側に不妊の原因があるケースもあります。

4月17日に行なわれた産婦人科医・宋美玄(ソンミヒョン)先生のセミナーで、「これまでの妊活の課題と、これからの『ふたりの妊活』のススメ」を聞いてきました。〜その1〜はこちら

宋美玄:1976年生まれ。医学博士、産婦人科医。セックス、性、妊娠について対して女性の立場から情報発信、啓蒙活動を行っている。

タイムリミットは男女ともにある

女性の卵子は年齢とともに数は減り、質は低下していきます。これについては、女性はもうよくご存知かと思います。一方、男性は? 宋先生は男性側の問題点を指摘します。

「男性は何歳でもいいよね、と思っている人がけっこういらっしゃいます。違うんですね。やはり検査をしていただきたいです。こう言っちゃなんですが、女性が受ける検査は、けっこう体に負担のかかる検査が多いんです。針を刺すとか。男性の場合はちょっと精液出してもらって、まあ大変かもしれませんが、それを提出すれば済みます。あとは医師が顕微鏡で運動率とか量とか濃度とかを見るだけ。女性に比べたら負担が少ない。でも、もし医者から精子の数が少ないとか言われたら“男子の沽券に関わる”とか、大きな負担になる方もいるようです。私はクリニックで、男性が精子検査を受けないまま女性のほうが高齢出産と言われる歳になっていく、というカップルを数多く診ております」

しかも精子の質も、加齢とともに低下していくことがわかっています。

「男性も年齢とともに妊娠させにくくなりますよね。つまりタイムミリミットは男女ともにあるのです。だからふたりで妊活したほうがいいんです。下の表を見てください」

欲しい子供の数とその度合いは……?

 

上の表は、「欲しい子どもの数」と「欲しい度合い」ごとに、その実現する可能性を示したものです。たとえば「絶対に欲しい子どもの数が1人」の場合、女性は32歳から妊活すれば90%が実現します。「絶対に欲しい子どもの数が3人」であれば22歳から妊活すれば実現します。逆にいえば22歳から妊活しないと3人の子どもをもつのはきびしそう、ということです。

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