ビューティー&ヘルス 美人皮膚科医が警鐘を鳴らす!想像以上に深刻……うっかり日焼けがずっと消えない後悔に!?〜Vol.2〜

去年の日焼け止めが残っている時点でアウト!

ーー日焼けは見た目だけの問題ではなく、健康にも大きく関わることなのですね。紫外線対策といえば日焼け止めを塗ることがあると思うのですが、使い方のアドバイスはありますか?

慶田先生:「まず、多くの方は日焼け止めを塗る量が圧倒的に少ないと感じます。去年の日焼け止めが残っている時点でもうアウトですね。塗る量が不十分だったということです。そもそも開封後1年も経つと分離・酸化しているので、安定性としてもどうかという話でもありますが……。理想は3か月、長くて半年以内には使い切りましょう。

日焼け止めは2度塗りが基本。赤くなる日焼けの主な原因で、有害度合いが高いUVB(紫外線B波)を防ぐ効果を示すSPF。実使用でSPF15を出すことが出来れば、光老化は確実に遅らせることが出来るとされていますが、これはとても大変な事なんです。ささっと2度塗りした程度では、SPF測定する際の基準量の1/5程度しか塗れていません。SPF50の製剤で、50×1/5=10、日焼け止めは2度塗りしてやっとSPF10程度だと覚えておきましょう。

日本人の平均MED(最小紅斑量:赤みを起こすのに必要な最小紫外線照射量)は20分間ですので、SPF10 × MED20で200分。日焼け止めを2度塗りすると、200分は赤くなるまでの時間を稼ぐことが出来ると考えても良いでしょう。これを目安にこまめに塗り直すことが大切です」

日焼け止めは何度も塗り足すことが大事!

 

ーーちょっとベランダに出たり、近くのコンビニに行ったりするぐらいなら、スプレータイプのものをササッと使う程度で大丈夫でしょうか?

慶田先生:「毎日たった5分が積み重なっていく影響を考えると、きちんと日焼け止めを塗って対策することをおすすめします。日焼けはなかったことにはできないですからね。

スプレーは、それだけでは対策としては不十分。日焼け止めをしっかり塗った後に、重ねて使ったり、日焼け止めの塗れない髪に使用したり、メイクの上から塗り直しするときに使ったりすると良いでしょう。あと体が硬くて背中にどうしても手が届かないときなどですかね。

そして、気をつけたいのが、塗り忘れ。耳や首の後ろ、デコルテ、足の甲などの塗り忘れがよくみられます。その部分だけ老けてしまいますよ。他にも、シースルーや麻といった透けた素材の織り目のスキマ、そしてベアトップやワンショルなど、衣類の形にも要注意です」

ーー日焼け止めを塗っているからと、対策した気分になっていました。効果を発揮してもらうためには、やはり正しい使い方をしなければいけないのですね。

『女医が教える、やってはいけない美容法33』(小学館) これまでの自分の中での常識が変わるかも!

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