ビューティー&ヘルス ドライアイをほっとかないで!大切なのは角膜ターンオーバー力を上げること。 今すぐできる角膜セルフケアとは?

スマホの前のあなた、目がパサついていませんか?それ、ドライアイかもしれません。

美容では肌のスムーズなターンオーバーが何より大切であることは、みなさんご存知ですね。目も同じです。レンズの働きをしている角膜を守っているのが、角膜上皮という薄い膜。これもターンオーバーによって、どんどん新しい細胞に入れ替わっています。角膜上皮はもともと新陳代謝が活発です。ターンオーバーのサイクルは皮膚よりずっと短く、数日ですべて入れ替わります。ですから多少、傷ついてもすぐ新しい細胞に入れ替わり、修復できます。

ところが!現代の生活はスマホやパソコン、エアコン、コンタクトなどなど、ドライアイになりやすい要素がいっぱい。ドライアイをそのままにしておくと大事な角膜が傷つく「角膜上皮障害」になるおそれがあるのです(→参照:角膜注意報!

ドライアイの予防がなによりですが、角膜のターンオーバーをアップさせることも大切です。

では、どうしたらターンオーバー力をアップできるのでしょうか?角膜疾患やドライアイに詳しい土至田宏先生にうかがいました。

肌も角膜も。ターンオーバーに欠かせないのがビタミンA

土至田宏(としだ・ひろし)先生:順天堂大学医学部付属静岡病院 眼科 専任准教授。

お肌のターンオーバーをスムーズに、というのは美容の鉄則です。そこで今、注目されている栄養素がビタミンAですね。これが角膜にも大いに関係があると、土至田先生は話します。

「角膜を乾燥から守る潤いは涙によって保たれますが、ドライアイの人は涙の量が少なくなり、目が乾燥している状態です。保湿成分としてよく知られるのはヒアルロン酸ですが、角膜にもヒアルロン酸は保湿効果をもたらします。もともとヒアルロン酸は体内でつくられる成分ですが、ビタミンAには、ヒアルロン酸の産生をうながす効果があります。化粧品にも最近、ビタミンA配合の美容液などが増えていますよね。角膜上皮にもヒアルロン酸の産出が増えることで、角膜の保護につながります」(土至田先生)

ビタミンAは昔から、目に必要な栄養素であることは知られていました。ビタミンAが不足すると、「夜盲症」といって暗い所で目が見えにくくなる病気があります。

ビタミンAが多く含まれる食品をご存知ですか?鶏レバー、豚レバー、ニンジン、春菊、小松菜、ホウレンソウなどです。毎日の食事に適度に取り入れるといいですね。

また、より角膜にダイレクトに届ける方法として、ビタミンAを配合した目薬を使う方法もあります。

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