結婚や出産、転職など、何かを考えるときに自分の年齢を意識する堅実女子は多いはず。でも、自分が年齢を重ねるということは、親もそうだということに気がついていますか?現在20代や30代の人は、これからますます親の健康を意識する機会が増えるでしょう。高齢で出産する場合、育児と親の介護の「ダブルケア」問題に対応しなければならない可能性だって高くなるはずです。
今回は、株式会社山田養蜂場が実施した健康に関する意識調査の結果をもとに、シニア世代が不安に感じていることを見ていきましょう。

「いつまでもあると思うな親と金」。親が健康で元気であることは、当たり前ではありません。
将来の健康について不安に思っていることは?
年齢を重ねるにつれて、どんな人でも程度の差こそあれ、身体のあちこちが気になるもの。特にこれといった病気ではないけれど、久しぶりに見た親が何だか小さく見えたという人も少なくないかもしれません。
平均寿命や現役でいる期間が延びていることもあり、少しでも長く心身共に健康でいたいと願う人たちは、これからどんどん増えるでしょう。
将来の健康について一番不安に思っていることを聞いたところ、次のような回答結果が得られました。
将来の健康において「不安に感じている分野・事柄」は何ですか。
(複数回答、n = 1442)
第1位:物忘れ・認知機能の低下
第2位:生活習慣病
第3位:ガン
第4位:寝たきり
第5位:特になし
(山田養蜂場調べ)
生活習慣病やガンを抑えてトップだったのが、物忘れ・認知機能の低下。ちなみに、認知機能の低下を感じている回答者のうち、2人に1人は日常的に運転しているとことも明らかになりました。
高齢ドライバーによる交通トラブルが注目されている昨今、子どもとしては心配になりますね。深刻なトラブルが発生する前に、日頃からコミュニケーションをしっかりとって、親の状況を把握することが大切なのではないでしょうか。