ビューティー&ヘルス 弱った心はデジタルで癒す時代?手軽に利用できるデジタルセラピーを使ってみた

新型コロナウイルスの感染拡大により、多くの人が職を失い、さまざまな困難に直面することとなりました。平時よりも疲れた心を癒しにくい今、手軽に利用できる「デジタルセラピスト」が注目されています。

本来セラピーやカウンセリングにはお金がかかる

仕事やプライベートなどさまざまな事情で心を病んでしまった人から、日々プレッシャーと闘わなければならないスポーツ選手まで、心をケアしてくれるセラピストやカウンセラーの力を借りる人は少なくありません。

とはいえ、セラピーやカウンセリングには多額の費用がかかることもしばしば。スポーツ選手などのなかには電話で話すだけで一時間数万円もするセラピーを利用しているケースもあり、言い換えればその費用に見合う価値があるということでしょう。心のセラピーやカウンセリングを多くの人が気軽に利用できるようになれば、症状が軽いうちに自分で心のケアを行なえるようになるかもしれません。

このようなカウンセリングやセラピーを手軽に受けるため、最近ではアプリで行なえるサービスも少しずつ普及し始めています。今回は、実際にAIセラピストアプリ「Woebot」を使用した様子をご紹介します。

デジタルセラピー「Woebot」を使ってみた

Woebot Labsが開発する「Webot」は、CBT(認知行動療法)に基づき、完全デジタルでカウンセリングを行なうアプリです。緊急性を要するものや深刻な症状がある場合は不向きですが、不安を抱えている人や出産直後などの精神的に不安定な時期を経験している人に向けられたサービスですね。

アイコンには、かわいいロボットが。

使用時は、まずGoogle PlayやApp Storeからアプリをダウンロードします。その後いくつかの注意事項や連絡事項の確認を経て、さっそくデジタルセラピストとの会話がスタートします。

「Hi there, I’m Woebot」(こんにちは。Woebotです)というメッセージからはじまり、最初に自分の名前を聞かれます。その後、過去2週間のうちで何度落ち込んだのか、楽しくない気持ちを味わったのかを尋ねられます。続けて、性別や出産から3か月以内かどうかなど、パーソナルな部分や簡単な属性を尋ねられます。

名前以外の回答は基本的に選択式となっていますが、選択肢が非常に的確であるため、回答が見つからないケースはほとんどありませんでした。また、落ち込んだ回数を聞かれた時“そのような状況を誰かとシェアするのは簡単じゃないよね。ありがとう”と、心に寄り添うような返答も。

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