ビューティー&ヘルス 今は暑いし保湿しなくてもいいよね…は絶対ダメ!皮膚科医がダメ出し!「美肌菌」を損なうNG習慣とは?

マスク生活で肌にマスクが常に触れている状態。マスクまわりのお肌コンディションが崩れ気味……という方も多いのでは?さらに猛暑による汗ケアもしなくちゃで、なんだかいっぱいいっぱい。

マスクダメージが気になる夏のお肌、どんなケアをしたら良い?どんな習慣がNG?

皮膚科医の慶田朋子先生に教えていただきました。

肌ケアのおさえておきたいトレンドは「美肌菌」育成!

日進月歩の皮膚科学研究の中で、世界的に注目度の高いトピックの一つが、「美肌菌」。

「美肌菌とは、誰もが自分の皮膚に持っているもので、自分の肌を潤わせて守る役割を果たす、“天然の、自分専用美容液”のようなものです」と慶田先生は話します。

そんな天然の美容液が自分の肌にあったとは!

でも、この美肌菌、きちんと育てる環境をつくってあげないと、美容液としてうまく働かないということ。

美肌菌の中でも着目すべき、「表皮ブドウ球菌」

もう少し詳しく美肌菌について知っておきましょう。

美肌菌とは、皮膚に存在する300種類もの「皮膚常在菌」のうち、「表皮ブドウ球菌」を主とする肌の保護に役立つ常在菌のことを指しています。

反対に、肌に悪影響を与える常在菌もあるのだそう。それがいわゆる悪玉菌。例えば、アトピー肌に多くみられ、炎症や肌荒れの原因となる「黄色ブドウ球菌」などがいます。

資生堂が行なった研究結果では、敏感肌では、美肌菌が健康な肌より少ないことが分かっています。そして美肌菌が多い肌は、(1)水分量が多い(2)赤みが低いということが判明。

つまり美肌菌の少ないことが、水分量低下によるバリア機能低下や肌の赤みなどの敏感症状の一因になっている可能性があるのです。

「表皮ブドウ球菌をはじめとした美肌菌と、黄色ブドウ球菌をはじめとした悪玉菌は、互いに牽制(けんせい)しあい、バランスをとりながら共存しています。ですから、美しく健康な肌を保つためには、悪玉菌を増殖させずに美肌菌がきちんと育つ環境をつくることが重要です」(慶田先生)

美肌菌を育てるスキンケアとは?

では、美肌菌を育成するにはどうすれば?

慶田先生は、洗顔やスキンケア、生活習慣などをトータルで意識することが、美肌菌育成には重要だといいます。特に化粧水や乳液は、“美肌菌を育てる”ことをコンセプトにしたものがおすすめだそう。

「美肌菌を育ててくれる化粧水や乳液は、 “いい常在菌”のエサになる栄養分を与え、菌が効率よく育つための水分たっぷりな環境を作るための高い保湿効果を持つように処方されています。

特に敏感肌の方は美肌菌が少ない傾向があるということもわかっていますので、美肌菌を育てるケアを取り入れることをおすすめしたいです。

今年は敏感肌用のスキンケアブランドからも使用できる美肌菌育成コスメが登場しているので、試してみるといいかもしれません」(慶田先生)

美肌菌、あなたのお肌にはどのくらいある?
1 2