次は、実際にカットするお手入れの仕方を見てみましょう!
(2)眉メイクからはみ出した毛をカット
(3)毛の長さ 毛量を調節

眉をセルフカットするのは、切りすぎてしまうのではないかと心配になりがち。コツはあるのでしょうか。
「アイブロウブラシを眉にあてて、眉頭の高さがあっているか。このタイミングで修正する。輪郭をはっきり描いてあると、眉カットしやすくなります。ケアする前に スクリューブラシで眉毛をとかしておくのも、大事な工程。眉毛って、意外と髪の毛の寝ぐせと同じで毛が色々な方向に向きやすい。スクリューブラシで毛流れを整えると、眉ケアしやすくなるんです」
具体的には、どの部分をカットすればよいのでしょうか。
「眉メイクからはみ出た毛をカットしてください。眉メイクをしていただくと、ハミ出ている毛があるのがわかるんです。はみ出た毛=カットして良い不要な毛です。眉はさみで根元から短くカットする。毛の長さと毛量を調整するのは、気になる方のみ行なってほしいです」
失敗しないようにするには、どうすればよいでしょうか。
「NG例は、毛の長さを均一に切りすぎること。これは控えてほしい。切りそろえると、正面から見るといいけど、横からみると毛と毛の地肌は見えてしまうんです。黒目の真上部分の毛をすく。黒目の真上部分は毛が濃いので、1~2回すくと眉毛が軽く見えます」
(4)メイクオフ&スキンケア
(5)剃刀で不要な毛を除去
「メイクオフすると、眉毛の長い毛と短い毛にわかれているのがわかるんです。不要な毛と短い毛のみ剃刀で除去する。毛抜きは抜きすぎると生えにくくなるので、数本にとどめてください」
2020年のトレンド眉とは?

モデルの愛瑠さんが今年挑戦したい眉は、「金髪で黒眉というような海外セレブのような眉」だそう。では、2020年のトレンド眉は、どのような眉なのでしょうか。
「やや太めで、ふさっとした毛並みが感じられるような立体的な眉が流行っています。自眉のような自然な眉の人気は、今年から来年に引き続いていくと思います。今はマスクをする機会が多いですが、眉もいつもより長め、太めにすると顔立ちが華やかに! ぜひ眉メイクにトレンドを取り入れてみてください」
貝印は、10月6日より『しっくり眉プロジェクト』と題した取り組みを行なっています。このプロジェクトでは、『100人眉チェンジ企画』というのが実施されます。玉村麻衣子さんのほか、かじえりさん、兵藤小百合さんというメイクアップアーティストが、 100人の女性たち一人ひとりに合った「しっくり眉」のつくり方を提案するそうです。 ※現在は募集を終了しています。
みなさん、鏡を覗いてみて自分の眉を確認してみてください。眉の手入れはきちんとできていますか? 今回のレッスンを参考に、ぜひ美眉を手に入れてみてください。
取材協力:貝印株式会社