ビューティー&ヘルス GWから始めてみる?ランニングより女性にうれしい効果が期待できる「ファストウォーキング」

通勤や外出機会が減ることで、運動不足を感じている人も多いようです。健康のためにも運動を取り入れるべく、密を避けてランニングを始めている人もいるのではないでしょうか。ただ、あまり運動をしていなかった人が急に走るとケガの心配もあります。

そんな運動初心者にもおすすめなのが、ファストウォーキングです。その名の通り、早歩きのことです。なぜ走るより歩く方がいいのか、アシックス ファストウォーキングPRイベントで、立命館大学スポーツ健康科学部教授の後藤一成さんにファストウォーキングによる効果の検証結果を伺いました。イベント後半では、タレントの朝日奈央さんが登場し、ファストウォーキング体験も行われました。

女性に特におすすめしたいファストウォーキング

ランニングで足にかかる力は体重の2倍以上。

運動不足解消に手軽に始められるジョギングやランニングですが、運動をあまりしていなかった人が急にランニングをするのは、けがのリスクも高まります。ランニングは、地面をけり上げますが、その反発力が足の筋肉多関節の負担になります。なんと体重の2倍以上の力がかかるというので驚きです。継続して運動していれば大丈夫ですが、これから夏に向けてダイエットを始めようと考えた場合、けがのリスクも高まるので注意したいですね。そこで、おすすめなのがファストウォーキングです。

「ウォーキングは、ランニングに比べて効果が少ないと思われがちですがそうではありません。早く歩くことで多くのエネルギーを消費し、同じ速さのランニングを上回ります。また、足を蹴り上げないので、足裏への衝撃が少なくなります。実は、足裏への衝撃で溶血(赤血球が壊れること)すると、血液中の鉄分が流れ出て、体の中でこれ以上鉄を出さないようにと防御機能が働きます。肝臓からヘプシジンというホルモンが放出され、食事からの鉄の吸収が抑制され、慢性的な鉄欠乏のリスクが高まり、貧血になります」と、後藤先生。健康のために行っていることで貧血になるとは注意したいですね。マラソンなどの選手も鉄欠乏症の人が多くケアをしているそうなので、初心者はより気をつけたいところ。

ファストウォーキングは気になるひざ下の筋肉へのアプローチも。

ランニングと同じか、それを上回るエネルギーを消費するファストウォーキングですが、この“ファスト”の部分がとても重要です。のんびり歩いていては、やはりランニングのような効果は得られません。後藤先生がおっしゃっているように、ランニングと同じくらいの速さで歩くということです。

「時速7キロ以上でのファストウォーキングの方が、エネルギー消費量が上回ることがわかっています。足裏にかかる衝撃は少なく、太ももやおしりの筋肉にはランニングと同じ負荷がかかります。肥満予防、貧血リスクを回避して運動ができるので、トレーニング時間がとれない人や筋肉の少ない女性におすすめです。」(後藤先生)

さらに、女性にとってうれしいポイントがありました。

「ファストウォーキングでは、ひらめ筋などのひざ下の筋肉が鍛えられます。ランニングや自転車などでは、ひざ下の筋肉は鍛えられませんので、ひざ下をきれいに整えたいという人にもおすすめです」と後藤先生。

これは、すぐに始めたくなりますね。次のページでは、効果的で続けやすいファストウォーキングの仕方をご紹介します。

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