ビューティー&ヘルス 過度なダイエットや失恋のストレスも関係が?アラサー女子の「関節リウマチ」闘病記【後編】

ダイエットや失恋に仕事の忙しさが加わり、心身ともにボロボロだったカナさん。足の指の痛みが気になり病院へ行ったところ、関節リウマチと診断されます。発症したことによって、カナさんの日常生活は徐々に変化し始めます。発覚までの詳しい経緯は【前編】

関節リウマチによって変化する日常生活

症状には波があると言うカナさん。どこにも痛みがなく、何も不自由を感じない日もあれば、次の日には突然、色々な関節が痛くなり、朝ベッドから起き上がるのも大変ということもあるそう。振り幅が大きい病気だと言います。

「症状には人それぞれ差があるそうですが、“波がある”というのは関節リウマチの特徴でもあるようです。私の意思とは関係なく、良くなったり悪くなったりするので、初めの頃は病気に振り回されていました。もちろん日々の投薬治療はしているのですが、それでピタリと症状がなくなるわけではありません。

以前はどちらかと言うと、薄着でいることが多かったんです。ですが、関節を冷やすことはNGなんです。私は冬でも夜間は暖房を切って、さらにパジャマを着る習慣がないため、下着で寝てしまうタイプでした。

ですが、薄着で寝ていた寒い冬のある日、朝起きた時に全身の関節がこわばり、激痛で起き上がれなくなってしまったんです。寝返りをうつのにも歯を食いしばるくらいの痛さです。というか、寝返りも途中で諦めるくらいの痛さ……。それから徐々に厚着になり、今はもちろんパジャマも着ています。」

関節リウマチは、「朝のこわばり」も病気の特徴と言われています。特に寝ている間は体を動かさないため、炎症を引き起こす物質が関節にたまるのが原因で起こるとのこと。

「適度に運動をして、体の循環を良くすることは関節リウマチの人にはとても大切です。ただ、激しすぎる運動だと、関節に負担がかかってしまうので、それは避けなければいけません。塩梅の調整が難しい病気です。」

薬の副作用も……

この病気になってから、徐々に以前とは生活が変わってきたというカナさん。薬による副作用も、生活を変えるもののひとつでした。1番変わったのは、“無理ができなくなった”ということだそうです。

「関節リウマチになる前までは、仕事を詰め込んだり、体を酷使したりしても、なんとかなっていました。でも、なってしまってからは、無理をすると関節の痛みとして出るか、もしくは薬の副作用で感染症にかかってしまうかのどちらかで、無理をした反動が出るようになりました。」

関節リウマチの薬というのは免疫を抑制する薬なので、感染症などにはかかりやすくなってしまうとのこと。なので、コロナ禍の前から、手の消毒やインフルが流行る時期のマスクの着用などは欠かせなかったそうです。カナさんは免疫抑制剤を使用するようになってから、副作用により、おたふくや蜂窩織炎、風邪などにかかってしまったそうです。

「免疫抑制剤を使っているときに感染症にかかると、症状が重いんです。どれも、『これ、治るのだろうか…?』と思うくらい長引いてしんどかったです。関節リウマチになる前は、そこまでキチンと手洗いや、マスクをするタイプではなかったので、最初の頃はそのままで生活していました。そしたら、あっという間に次から次へと、色々な感染症にかかりました。今は、手洗い、うがい、マスクなど、相当気をつけるようになったので、ほとんどかかりません。」

さらに、免疫抑制剤を飲んだ日は、寒気や眠気、倦怠感に襲われるそうです。

「免疫抑制剤を服用すると、気分が悪くなります。これも個人差があり、もっとひどい症状が出る人もいれば、軽い人もいるようです。私は重い方ではないようですが、飲むと24時間くらい変な寒気や倦怠感が続きます。初めて飲んだ時はびっくりしました。味わったことのない不快感でしたから……。4年経った今は慣れたのですが、薬を飲む日は予定を入れないようにしています。」

そのような、さまざまな経験を経て、カナさんは徐々に病気や薬の副作用との付き合い方を学んでいったとのことです。

足の指は負担が多く、症状が出やすい部分。
ヒールのある靴や、幅の狭い靴などをおしゃれのために履いて痛い目を見てからは、
フラットシューズかスニーカーだそう。
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