ビューティー&ヘルス 歯みがきは驚くほど多くの飛沫が飛び散っていた!withコロナの歯みがきは口を閉じて行うべし

コロナウイルスは唾液中にも存在することが知られており、普通に口を開いて歯みがきすると多くの飛沫が飛び散ります。日本歯科医師会では、オフィスや学校といった共用スペースでの歯みがきは「口閉じ歯みがき」を推奨、日本歯科医師会の情報サイト「日歯8020テレビ」にてwithコロナ時代の歯みがき法として紹介しています。

口を閉じた状態で上手にみがける方法をお伝えします。

「口閉じ歯みがき」できちんと磨ける?

「口開けと口閉し双方の歯みがき方法で、飛沫の飛び散りと歯垢の除去具合について比較する実験が行われました。部位ごとにそれぞれ10秒間に飛び散った飛沫数を画像解析。口を開けた場合は平均で約1700個の飛沫が飛び散りましたが、口を閉じると約50~60個まで減少。口を開けた場合、特に前歯の裏側を磨いたときに多くの飛沫が飛び散ることもわかりました」(日本歯科医師会 常務理事 小山茂幸さん)

確かに口を開けて前歯の裏側をみがいていると、飛沫が飛び散って鏡が汚れることがありますよね!

口を開けた方がみがきやすいので歯垢も取れやすいのでは?と思いますが、みがき残しがあるか歯垢染色で測定してみたところ、口を開けても閉じても歯垢の取りやすさについてはほとんど変わらないという意外な結果になりました

「口を閉じた方がハブラシを小刻みに動かすことになるので、歯垢除去率のアップにつながったのかもしれないですね。この結果から口を閉じても十分に歯はみがけているとわかりますので、コロナ禍における集団環境での口閉じ歯みがきはおすすめできる方法といえるでしょう」(小山さん)

「歯間ブラシやフロスを使ってみがかないと歯垢が取れにくい部分も。補助用具を使用する場合は自宅で一人で行い、終わった後に洗面所をきれいに掃除するようにしましょう」(小山さん)

唾液飛沫を飛ばさない口閉じ歯みがきのコツ

ライオン歯科衛生研究所 歯科衛生士 福田真紀さんに「口閉じ歯みがきの5つのコツ」を教えてもらいました。

〇意識して口を閉じるようにする
〇力を入れ過ぎるとみがきにくいため、口は軽く閉じるようにする
〇前歯の外側は口をすぼめて、唇でハブラシを覆う

口を閉じて歯みがきをした場合、みがきにくい場所が前歯の表と裏。口を閉じているつもりでも口が知らないうちに開いてしまいます。前歯の表側をみがくときは、しっかり口を閉じるために「うー」の口にして、唇でハブラシを覆うようにします。口が完全に閉じられない場合は、ハブラシを唇で包むようにみがきます。頬の力をゆるめると、頬が伸びるため、ハブラシが奥まで届きやすく、動かしやすくなります。

口はしっかりと閉じる必要がありますが、力を入れ過ぎるとハブラシを動かしにくくなり、ハブラシを当てる角度の調節がしにくくなるため、軽く閉じるようにしましょう。

〇前歯の裏側はハブラシを縦にして、ハブラシのかかとを使ってみがく

前歯の裏側はハブラシを縦にして歯みがきをしますが、ハブラシの毛先の部分が口の外に出やすくなるので、ハブラシのかかと部分を歯の裏側に当てるとしっかりと口を閉じることができます。

人によって歯並び、口の状態が異なるので、そういった場合はかかりつけの歯科医師に相談しましょう。

ハブラシは小さめのものを使用すると口を閉じてもみがきやすくなります。口をゆすぐ際は低い位置から静かに吐き出すようにします。共用スペースでは人との距離を保ち、歯みがき中は会話をしないということも大切です。

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