ビューティー&ヘルス 乾燥シーズン到来! スキンケア前のブースターが実は超・重要って知ってた?

いよいよ本格的に寒さが到来し、肌の乾燥が気になりだす季節ですね。
毎日のスキンケアの意識も高まる今、スキンケアの一番はじめに使う、ブースターを取り入れてみるのもいいかもしれません。特に、顔の肌の乾燥やゴワつきを感じる人にはおすすめです。

今回は、皮膚科医の日比野佐和子先生の解説の下、ブースターの活用メリットや使い方をご紹介します。そして最後には、ライターが見つけたブースターにおすすめのアイテムもご紹介します。

ブースターは何の役に立つ?

ブースターとは、導入美容液や導入化粧水のこと。スキンケアの「化粧水→美容液やクリーム」といった手順の一番はじめに使うことで、その後に使う化粧水や美容液などの浸透がよくなるといわれています。

ブースターを使用するのは、日々のスキンケアで「なんだか浸透しにくい…」と感じている人に、特におすすめです。

皮膚科医の日比野佐和子先生によると、いままで日焼けした経験がある人ほど、ブースターを取り入れるべき意外な理由があるといいます。

「紫外線ダメージが蓄積した肌は、乾燥して保湿機能が低下していることが考えられるため、一気にうるおいを届けるのはむずかしいです。

紫外線ダメージが蓄積すると肌の老化が進んでしまいますが、これを光老化といいます。光老化は加齢による老化よりもお肌の大敵。肌の老化の8割は光老化だともいわれているのです。

光老化が進んでいるほど、お肌の酸化や糖化が進んで肌がゴワついてしまい、スキンケア成分がお肌に入っていきにくい可能性があります」(日比野先生)

資生堂ジャパンが実施したアンケート調査でも、過去に日に焼けたことがある人のほうが、ない人と比べて「肌にいいものをどんどん入れたいと思っているが、肌に入っていかない実感がある」と回答しているそう。

日焼けによる紫外線ダメージを自覚している人こそ、ぜひブースターを利用してみましょう。

ブースターの効果的な使い方

ブースターは3回に分けて、マッサージを

日比野先生によると、ブースターの役割を最大限に発揮させるには、2つのコツがあるそうです。

コツ1:3回に分けて適量を段階的に、丁寧になじませていくこと

コツ2:老廃物を流すイメージでマッサージをするような動作でなじませること

スキンケアの最初のステップにこの方法を加えることで、肌のデトックス効果にもつながり、その後につける化粧水や美容液などのいい成分をしっかりと肌に取り込むことができるのだとか。ぜひ実践してみましょう!

ちなみに、ブースターを選ぶときには、肌に浸透しやすい、みずみずしいテクスチャーのものを選ぶとより効果的だといいます。これも覚えておきたいですね。

ブースターにおすすめのアイテム3選

ブースター探し&選びのヒントになるよう、ライターがリサーチして見つけた、ブースターにおすすめの3アイテムをご紹介します。

1.紫植物の成分配合の「水美容液」

資生堂「リバイタル ローションセラム」本体180mL 6,600円(税込)

資生堂の「光ダメージに向き合う」がコンセプトのエイジングケアブランド「リバイタル」から、2021年9月に新しい美容液「ローションセラム」が新登場。

さらさらのローション状のテクスチャーが特徴で、「水美容液」とも名付けられています。まさにブースターとして利用するのにぴったりといえます。

また、「紫ファイブ」という紫蘇(しそ)、ローズマリー、ラベンダー、シャクヤク、木苺の5種を厳選した成分を配合しているのも特徴で、過酷な紫外線の下でたくましく生きる紫色の植物だけに、光ダメージを自覚している人は要チェックです。

2.ダブルの幹細胞と最新美容テクノロジーのブースター

BONOTOX「Timeless CODE デュアルステムセルエッセンス」100mL 7,150円(税込)

ヒト臍帯血幹細胞培養液と植物幹細胞培養液の、ダブルの幹細胞培養液を配合しており、最新美容テクノロジーを活用したBONOTOXの「Timeless CODE(タイムレスコード)」シリーズのうち、ブースターとしての役割を担うのが、このデュアルステムセルエッセンス。

3層式になっており、ハリ・弾力のある肌に導いてくれます。同シリーズの美容液とフェイスクリームを続けて使えば、最先端のスキンケアが完成です。

3.ブースターにも使いたい濃密な化粧液

ALBION「フローラドリップ〈化粧液〉」160mL 14,300円、80mL 7,700円(税込)

5種の厳選植物を純白麹「しらかみ」で発酵させて生まれたアルビオン独自の美容成分「ミュラ」を配合。濃蜜で上質な手ざわりのテクスチャーが、肌にハリ・ツヤのほか、明るさ・健やかさ・ひきしめ・なめらかさ・うるおいをもたらしてくれます。

化粧水として使ったり、化粧水の後に美容液感覚で使ったりと多用途なのも特徴。さらに、口コミではブースターとして使用している人もいます。ブースターとしても、本番のスキンケアでも使いたくなる、乾燥が気になる季節の定番アイテムです。

* * *

乾燥がどんどん強くなっていくこれからの季節に備えたい人のほか、紫外線ダメージの蓄積に心当たりのある人は、ぜひブースターを効果的に活用してみると良さそうです。

【取材協力】

日比野 佐和子(ひびの・さわこ) さん  医療法人社団康梓会 Y’sサイエンスクリニック広尾統括院長、大阪大学大学院医学系研究科臨床遺伝子治療学特任准教授、医学博士。内科医、皮膚科医、眼科医、アンチエイジングドクター(日本抗加齢医学会専門医)他。アンチエイジングの第一人者として国際的に活躍するほか、テレビや雑誌などにも数多く出演。

調査資料出典:資生堂ジャパン
「過去から現在にかけての紫外線との関わりと現在の肌状態の実感」に関する調査

取材・文/一ノ瀬聡子