ビューティー&ヘルス ストレス対策には温かいスープがいいって知ってた?ストレスにおすすめの食材も紹介

今年の冬は、冷え込みますね。そんなときに美味しく感じるのがあつあつのスープ。フーフーと冷ましながら食べるスープは、身体も心も温まりますよね。そんな寒い季節にうれしいスープですが、実はストレス対策にいいことが実験でわかっているんです。身体にいい食材を入れれば、さらにハッピーに近づきます。

今回は、昨年12月に開催された日本スープ協会のセミナー「毎日のスープ食で、ココロも身体もホッとする。コロナ時代のストレスケア」に登壇した杏林大学名誉教授・医学博士の古賀良彦先生の講演から、スープのストレスへの影響やストレスにいい食材をご紹介します。さらに、食事にまつわるストレスケアの方法についてのインタビューを行いました。

また、セミナーで紹介された、スープ作家の有賀薫さんによる市販のスープ商品で作れる簡単スープレシピを2つご紹介。寒さとストレス対策におすすめですよ!

食事でストレス対策ができる理由

毎日、食事の時間を楽しみにしている人も多いのでは? 確かに食事中はほっとして癒されますよね。古賀先生によると、毎日の食事はストレス対策になるのだそうです。食事にはこんな特徴があります。

1.食事は理性(認知・行動)と情緒に作用する

食事は、活動や健康のために必要であり、美味しいという味わいを感じることもできますが、そればかりでなく、食事をして気持ちが明るくなったりくつろいだりできるという情緒面にも良い影響があります。

2.食事は日常生活の中で比較的容易に利用可能

食事中は、私たちにストレスを感じさせるストレッサーの存在を一瞬、忘れることができます。食事は、比較的簡単に、そのストレス対策の一手段として利用できます。

3.食事を楽しむ3つのプロセス

・作る
・五感で愛でる
・コミュニケーションを促す

食事を楽しむと一口に言っても、作る、五感で愛でるといった楽しみほか、一緒に食べている人との会話がはずむなど、コミュニケーションを促してくれます。

食事を楽しむことそのものが、簡単にできるストレス対策の一つというわけですね。

朝の温かいスープでストレス対策+元気に!

食事の中でも、朝に温かいスープを飲むことは、ストレスケアと共に、一日を元気に始められる可能性があるそうです。

古賀先生などが行った10代後半~40代の女性を対象とした数々の実験では、温かいコーンポタージュスープを飲むことによって足先の温度が上昇したり、脳波に「α(アルファ)波」が多くみられたりしたといいます。

これらの実験結果はどのような意味があるのでしょうか?

副交感神経が優位になる・体温上昇

温かいスープは消化されやすく、消化器官への負担が少ないメリットがあります。消化器官の活動が活発になって副交感神経が優位となり、ストレスが和らぎます。また、深部体温が上昇することによって覚醒度が上がり、快活に朝をスタートできます。

脳の活動が円滑になる

後頭部のα波が多いことは、ストレスが少なく、しっかりと目が覚め、かつ仕事や学業へのスタンバイができたことを意味します。

これらのことから、朝に温かいスープを飲むことは、身体の働きを無理なく活性化するとともに、脳の機能を整えて仕事や学業を前向きに行えるようにする作用が示唆されるそうです。朝に温かいスープ、飲みたくなりますよね。

次のページでは、ストレスケアにおすすめの食材を紹介!

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