韓国コスメなどが好きな人なら「肌管理」「皮膚管理」という言葉を目にしたことがあるかもしれません。
この「管理」という独特の言い回しは、韓国では「メンテナンス」「ケア」といった意味で、さまざまなところで使われていて、日本でもちらほら目にする機会が増えました。
2022年1月に日韓同時デビューしたコスメブランド「ByUR(バイユア)」は「毛穴管理」にこだわったブランド。しかも登場した商品は、毛穴対策のスキンケアコスメではなく、ベースメイクコスメです。いったいどんな「管理」をしてくれるコスメなんでしょう?実際にお試しもしてみました。
「ByUR」の毛穴管理とは「毛穴をよい状態に保つこと」
毛穴対策のベースメイクというと、毛穴をパテのようにならして埋めるのか?と想像しますが、まったく違っていました。「ByUR」の考え方は、毛穴を管理することで引き締まって状態よければ、肌は皮脂によるダメージを受けにくく、うるおいとなめらかさ、ハリに満ちた理想の状態をキープすることができる、というもの。
そのため、肌タイプや年齢を問わず、すべての人がトラブルを起こさず使えるよう、遺伝子組み換え由来原料やアレルギー誘発成分を遣わず、天然由来の校了まですべてアレルギーフリーのものを厳選。
皮脂対策や肌のゆらぎ対策、保湿ケアを目的とした成分や、乳酸菌、そのほか植物由来のコラーゲンやハリ付与成分などを配合し、うるおいによる毛穴管理を目指しているのです。
新発売は6アイテム!プロの推しはツヤをプラスするスティック
新登場したアイテムは、2種類の下地と2種類のファンデーション、コンシーラー、グロースティックの6アイテム。これらは自由に組み合わせて使うことができます。
発表会では、人気ヘアメイクアップアーティストのGeorgeさんによるデモンストレーションもあり、おすすめの使い方も教えてくれました。
薄付きで軽いつけ心地ながら、マイクロ粒子の効果により毛穴や小じわの凸凹をカバーするクッションファンデーション。
Georgeさんによると、かなり乾燥しないのが特徴で、少量を内から外に向けて叩き込むようにつけるのがポイント。ツヤを出したい部分にだけ重ねてつけると、綺麗に仕上がるとのこと。
実際に使ってみると、確かに軽い肌あたりで、ファンデーションに苦手意識のある筆者も、好感触。綺麗に作り込んだ肌というより、自然に発光しているような仕上がりで、お肌が綺麗な人になったように錯覚してしまいました。
しっとりなじむバームファンデーション。こちらはセミマット仕立てで、なめらかな肌に仕上げてくれます。
こちらは1つで「ファンデーション」「コンシーラー」「UV対策」「毛穴管理」「エイジングケア」をかなえてくれるアイテムで、1色展開なのにどんなお肌にもなじむのが不思議!
実際につけた感触は、メイクしているというより保湿している感。うるおってキメが整った肌に見えるのがうれしいポイント。あまりがっつりメイクしたくない日や時短したい日も、これさえあればなんとかなるはず。筆者はこちらが一番お気に入りでした!
ひと塗りで、毛穴などを整え、うるおいのある透明感とトーンアップしたツヤ肌がかなう化粧下地。
SPF28・PA+++で日常紫外線もカットしてくれるので、テレワークの日や軽いメイクだけにしておきたい日は、こちら1本で済ませることも。
朝の保湿乳液の代わりとしても使えるほど美容成分が配合された、トーンアップ下地。こちらはセミマットでシルキーな仕上がり。
パール感がけっこうあるので、少しずつつけながら好みの輝きに調整することが可能。パウダーだけで仕上げたいときに、仕込み下地としても役立つはず。
使いやすいリップスティックのような形のコンシーラーは、シミや色ムラをカバーし、光で凸凹をぼかす効果も。
Georgeさんによると「眉を整えたりするにもおすすめ」とのこと。高密着でヨレにくいので、メイク直しにも便利です。
肌にのせた瞬間とろけるような、ハイライトになるグロースティック。6商品の中でも、一番美容成分が配合されているのがこのアイテムで、濡れたようなツヤをプラス。
Georgeさんは簡単に立体感をつくることができるので、一番お気に入りのアイテムだそう。
乾燥や目立つ毛穴は、どの世代の女性も悩みのタネ。メイクしながら「毛穴管理」できるコスメたちは、世代問わず活躍してくれるアイテムばかり。春からの新しいベースメイクを探しているかたは、ぜひロフトやオンラインショップをチェックしてみてくださいね。
「ByUR」公式サイト
https://jp.iface.com/byur
「ByUR」Instagram
https://www.instagram.com/byurjapan/
取材・文/nenko