ビューティー&ヘルス “マットレス離婚”を防ぐ3か条。無理にしないほうがいいことは?

マットレスで離婚!?うーん、あり得る……と思ったあなた。いくら愛し合っていても、ぐっすり眠れなければつらくなってしまうでしょう。眠りの深さこそ2人の関係のバロメーターかもしれません。快眠セラピスト三橋美穂先生が解説する「夫婦円満と睡眠の関係」をご紹介します。既婚者ならずとも見過ごせないテーマです。

 

三橋美穂 快眠セラピスト/睡眠環境プランナー。著書に『驚くほど眠りの質がよくなる 睡眠メソッド100』、監修に『おやすみ、ロジャー 魔法のぐっすり絵本』がある。

 

 睡眠不足ならパートナーとの口げんか約2倍

「まず睡眠時間ですが、日本人は全体にすごく短いんですよ」と三橋先生は指摘します。20代女性は平均で6.24時間、30代女性は6.38時間。ちなみに、50代の女性がいちばん短いそうです。

 「6.02時間しか寝ていません。実は10年前の調査では、40代の女性がいちばん短かったんですね。この年代はいわゆるバブル世代に当たります。だからもしかしたら、20代にバブルを体験した人たちは寝ずにがんばる感覚が染みついていて(笑)、寝ないで仕事したり遊んだりする傾向があるのかもしれません。平均で6.02時間ということは、半数ぐらいの人は6時間を切っているんですね。ところで睡眠時間6時間を切ると、急激にいろいろな脳機能が低下します。ミスや事故につながったり、高血圧、脳疾患などのリスクも高まります」

睡眠不足は夫婦の関係にも支障が出てくると言います。睡眠と配偶者とのコミュニケーションについて調べた睡眠改善委員会の調査があります。睡眠上のトラブルがある人と、快眠している人を比べると——。

「つい感情的に叱ったり、口げんかになる」ことが、睡眠トラブルのある人は、ない人の約2倍

「自分の意見を理解してもらえずいら立つことがある」ことが、トラブルのある人はない人の1.6倍

という結果が出ています。夫婦でなくても、パートナーとの関係にそのまま当てはまる問題ではないでしょうか。三橋先生は、その原因を「その人の性格に問題があるというより、本質は睡眠の問題なのかもしれません。睡眠不足になると感情のコントロールがしにくくなるからです」と言います。

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