ビューティー&ヘルス お風呂で「キレイ」と「元気」を! 入浴効果を倍増するための7か条

毎日の「入浴」。面倒だからとササッと済ませたり、シャワーだけだったり…。でも「入浴」には美容や健康をサポートしてくれる効果が期待できます。
そこで、“お風呂博士”こと、バスクリン社員の石川泰弘さんが教える“入浴活用術”をご紹介します。

第1条:目的別に、入浴剤を使い分ける

入浴剤にはさまざまな種類がるので、「どれを選んだらいいのかわからない」という人や、こだわりなく「なんでも同じ」と選んでいる人…、「とりあえず入浴剤」「なんとなく入浴剤」という人は、多いのでは?
あまり知られていませんが、入浴剤にはそれぞれの「得意分野」が。入浴剤の効果を知ることで、それぞれの不調や悩みを解消することができます。

●無機塩類系
粉末でできているものがそれに当たります。主に硫酸ナトリウム(芒(ぼう)硝)、炭酸水素ナトリウム(重曹)など、温泉由来成分(無機塩類)からなり、皮膚のタンパク質(アミノ酸)と結合してベールをつくり、保湿効果を高めます。
●生薬系
ゆず、チンピ、センキュウなど、生薬に含まれる成分の働きと独特の香りの働きからなります。
●炭酸ガス系
今、もっとも話題になっているのがこの炭酸ガス系。お湯に溶け込んだ炭酸ガス(泡)が末梢の皮膚を通じて血管に入り、血管を拡張して血行を促進。血管に入った炭酸ガスが増えると代謝して排出しようとするため、血流が増加して血行がよくなり、体を温める効果があります。また、炭酸ガスの泡が汚れを包み込み、浮かせて取り去る効果も。
●スキンケア系
保湿成分が配合された乳液タイプで、肌をしっとり調える効果があります。自分では保湿ケアをしづらい背中などにも保湿成分を行き渡らせることができ、トータルスキンケアをかなえます。
●清涼系
炭酸水素ナトリウムのさっぱり感と、メントールやペパーミントオイルなどの清涼成分で、血行を促進。べたつきを生む皮脂をケアして、湯上りのクール感をかなえます。

第2条:乾燥を抑えるために「かけ湯」を利用

せっかく「入浴剤」を使っても最後はすっきりさせたいと、シャワーで洗い流してしまうという人も多いよう。本来は、入浴剤の効果を肌に残すのが理想的ですが、どうしても違和感があるという人は、かけ湯を利用しましょう。スキンケア系の入浴剤を少しお湯に溶かし、シャワーを浴びたあと、仕上げに全身にかけるだけ。スキンケア成分を最後にまとわせることで、手軽に全身保湿がかないます。
※(通常1回使用量は200lのバスタブに60ml程度です。洗面器5l程度なら1.5ml程度)

第3条:「ぬるめ」から始めて次第に温度アップ

冷え症の人や、冬の時期など体がなかなか温まらないとき、また汗をしっかりかきたいときは、まずぬるめのお湯にしばらく浸かってから、追い焚き機能で次第にお湯の温度を上げていくのがおすすめ。
体を温めたいからと言って、熱いお湯に最初から入ろうとすると、それだけで精神的にストレスを感じてしまいます。ぬるいお湯でリラックスさせて温かい血液を全身に巡らせてから、最後にぐっと温度を高くすることでストレスなく体を芯から温めるのです。
この方法だと、お風呂から上がってもずっと温かさが持続します。

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