ビューティー&ヘルス 最近、仕事が忙しくなり、疲れやすく、むくみがちに。でもズボラだから、マッサージや運動が続かないのですが、効果的な対策ってありますか?A.Mさん(34歳 IT関連会社勤務・未婚)

事務から制作へ部署異動で仕事のリズムが激変。帰宅時間が22時以降になることも多く、むくみだけでなく、体重の増加も……。手間をかけることなくキレイで健康になれる方法が知りたいです。

A健康と美の両方を手に入れたいなら、38~40℃のお湯に毎日15~20分の全身浴を。

春の新生活が始まる前後のこの時期は、自律神経も乱れがち。心身が不調になるだけでなく、美容の悩みも増える季節です。太りやすい、むくみやすいだけでなく、ストレスからくる肌あれや、大人ニキビなどに悩む人も急増。どうしても気になる人は、皮膚科、内科、心療内科などの診察を受けるといいでしょう。

その前に、私がオススメしたいのは入浴。これは、女性の体にはいいことだらけ。今回は、どのようにお風呂に入れば効果があるのかを解説しましょう。
おさえていただきたいのは、世界中でも日本の女性が美肌であること。これに入浴の習慣が関わっていることが、美容医療界でも注目されていること。この背景には、清潔なお風呂にゆっくりつかることで、肌の状態を整えてリラックスする効果があるからだと考えられています。

おすすめは夜の入浴で、できれば水圧が首から下全体にかかり、血行を促進する全身浴がベター。この入浴の習慣を続けることのメリットは、代謝が上がること。
春は寒暖差やストレスで代謝が下がり、太りやすくなったり、むくみがちになるので、毎日続けることでやせやすい体に整えることができます。まずしたいのは、湯船につかった瞬間、息を大きく吐いて、吸い込むこと。湯船の水圧も作用して、心肺機能がUPします。すると、免疫力が高まり、風邪などの病気になりにくい体に整えることが可能。

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ここで重要なのは、バスルームはカビなどの胞子が飛ばないように常に清潔に。換気をこまめに行ってください。
続いて、入浴の利点は汗腺が活性化して汗をかきやすくなることにあります。汗をかくことは、肌のみずみずしさを保つためにも重要。発汗により体内のミネラルバランスが整い、保湿に必要な分泌物が出るからです。入浴を続けることで、全身の乾燥肌が改善された人も多いのはこのため。また、体が温まることで、神経系統が眠りに向けて整ってぐっすり眠れるようになるので、良質な睡眠を確保できます。入浴後はなるべく早め…できれば1時間以内にベッドに入ると不眠の悩みも解決へと向かうでしょう。

ちなみに、ベストな入浴時間は15~20分程度。おそらくこれ以上入っているとのぼせてしまうでしょう。よく、汗が出るまで30分以上も我慢して湯船に入っている人もいますが、それはNG! 入浴は長いほどいいというわけではありません。なぜなら20分以上お風呂に浸かっていると、肌に備わっている保湿のための成分が流れてしまう可能性があるから。肌の乾燥でかゆみが出てしまった人の話を聞くと、ムリして長時間入浴をしている人が多数。

健康になってキレイになる!理想の入浴の条件

・1日1回湯船につかる
・眠る前の1時間前に入浴を済ませる
・入浴の前後に、コップ1杯の水を飲む
・入浴時間は20分以内
・お風呂のお湯の温度は全身浴の場合40℃前後
・湯船に浸かったら、深い呼吸を心がける
・入浴時間、セルフマッサージでコリ対策
・ストレスが溜まっていると感じたら全身浴を!

お風呂の温度については、心地よく冷え対策にも効果的な、38~40℃程度がいいでしょう。それ以上熱いと、肌を守る成分が流失してしまうだけでなく、熱いお湯は心臓に負担をかける可能性があるからです。ただ、温泉などの場合はこの例に当てはまりません。あくまで自宅の入浴の設定温度の参考にしてください。

さらにおすすめなのは、15~20分の入浴時間に、両腕を上げたり、頭皮や首、肩をセルフマッサージすることです。入浴中は血流がよくなっていますから、筋肉をほぐしてコリをとるマッサージの効果が出やすくなっているんですよ。また、お腹に両手を当てて、指の腹に力を押すようにして、おへその周りを中心に、お腹全体を優しく押す習慣をつけてみて。このことで、内蔵機能のバランスが整いやすくなり、便秘やぽっこりおなかの改善だけでなく、生理不順や生理痛などの対策にもつながっていきます。

賢人のまとめ

毎日、湯船につかると、むくみにくく痩せやすい体になっていくだけでなく、心にモヤモヤしていたことがフッとほどけるリラックス効果も大! お気に入りの入浴剤を入れれば、さらに心身両面のリセットが可能に。多忙な人ほど毎日の入浴を欠かさないで!