ビューティー&ヘルス めまいや立ちくらみがよくおこります。耳鼻科に行ったのですが、「大きな問題はない」と言われました。(K.Uさん・32歳・広告代理店勤務)

もともと、頭痛持ちだったのですが、ここ最近はめまいや立ちくらみがするようになりました。そこで、耳鼻科に行ったものの、「問題ありません」と言われてしまい……。めまいがよくおこる、朝や通勤時などが心配です。

Aもう一度別の耳鼻科に行き、それでも問題ないと診断されたら生活を見直して!

質問者さんは、めまい=耳鼻科に行って「問題ない」と診断されたようですが、念のためもう一度別の耳鼻科の先生に診ていただくといいですよ。

さて、医師に「問題ない」と診断されたのに、なぜめまいや立ちくらみがおこるのでしょうか。それは、血管を収縮させ全身に酸素や栄養をいきわたらせるように体をコントロールする「自律神経」が深くかかわっています。
働く女性たちを診ていて思うことは、みなさん「日常的に何らかの不調を抱えながら、がんばっている」ことです。自律神経は、無理をして心身に負担をかけたり、ストレスを感じると、ダメージを受けやすい神経系統です。
特に、精神的なストレスの影響を受けやすく、めまい、立ちくらみ、頭痛、動悸、倦怠感なども引き起こします。

 もし、質問者さんが会議の後や、電車などで急に立ち上がったとき、フラッとするなら、自律神経の乱れによる可能性が大きいと考えていいでしょう。
なぜなら血管が上手く働かず、脳の酸素が欠乏するからです。座っている時、人の血液は下半身にたまります。立ち上がるとき、自律神経の働きによりたまった血液を全身に循環させるよう、下半身の血管を収縮させ、血液を押し上げようとします。これが上手く働かないと、めまいや立ちくらみが起こるのです。
では、自律神経がうまく働くようにするにはどうすればいいのか。それは下記の3か条をできることから行うことです。

・睡眠は1日6時間以上確保
・毎日、湯船につかって体を温める
・旬の食材を取り入れた食事を朝、昼、夜に食べる

3つ同時に行うのはむずかしいでしょうから、睡眠時間の確保から始めてみるといいと思いますよ。

婦人科9

余談ですが、自律神経が乱れている人は、肩こりもひどい傾向があります。これは立ちくらみ同様、血流が深く関わっており、血液の循環が悪くなり、血液内に疲労物質が溜まることが大きいんですね。

長時間デスクワークをしていると肩がこるのは、筋肉が動かないことや緊張によって、血流が悪くなっているから。特に首の後ろから肩にかけた僧帽筋という比較的大きな筋肉がこわばると、肩こりを自覚するでしょう。ここに疲労物質が溜まり、そのままにしておくと慢性的に痛みだしたり、重くなったりします。

対策方法は、1時間に1回程度ストレッチをすること。両手を上に上げしたり、肩を回したり、腕を後ろに伸ばすだけでも改善するはずです。 大切なことは、筋肉の緊張をほぐし、筋肉内の血液の流れをスムーズにすること。マッサージもいいですが、筋肉を動かすことから始めるといいと思いますよ。

加えて、肩の周りを温めたり、血行をよくするビタミンEを含む食べ物(アーモンド、マヨネーズ、青魚など)を食べるようにするのも効果的です。

これらを意識して行い、総合的に不調知らずの体に整えて行きましょう!

賢人のまとめ

めまいや立ちくらみなど、日常的な体の悩みは、自律神経が深く関わっています。自律神経が正しく働くようにするために、1日6時間は睡眠時間の確保を心がけて。