ビューティー&ヘルス 知らぬ間に進行!不妊にまつわる病気とは? 将来、子どもを産みたいのですが、今から気を付ける病気はありますか?(MKさん 30歳 アパレル関連会社勤務)

いつかは子どもを産みたいと思っているのですが、結婚の予定もないまま30歳になり……。とはいえ、「“高齢出産”になるまで5年もあるんだ」とのんびり中。ただ、病気が気になります。子宮頸がんや子宮内膜症、子宮筋腫の検査は受け、今のところ安心しています。他に気を付けるべき病気はありますか?

急増する卵巣のう腫にご用心!

さて、将来妊娠したいと考えていて、なおかつ30歳なら、そろそろ結婚や出産に向けて実現度に向けて動き出したほうがいいと思いますよ。年齢が若いほど妊娠しやすいのはゆるぎない事実です。
それを踏まえた上でお話したいのは、『卵巣のう腫』という病気について。これは、痛みもなく、静かに病気が進行する怖い病気です。よく、肝臓やすい臓を「沈黙の臓器」と言いますが、卵巣もまた同じ。病気を発症すると自覚症状がないまま進行し、気がつくと手遅れということも。

まず、卵巣はどのような臓器なのでしょうか。妊娠するためには絶対不可欠な卵子を抱えているのは、よく知られるところ。最近では卵子が加齢とともに状態が悪くなる(妊娠しにくくなる)“卵子老化”が知られるところとなりました。

また、それだけでなく女性ホルモンが分泌される臓器です。生理周期に従った、女性の健康と美しさの源ともいえるのです。

卵巣は子宮の両サイドに1個ずつ位置し、大きさは親指の先ぐらいで、毎月卵子を排出しています。活発に細胞分裂が行われ、卵子の排出と修復を繰り返しています。例えるなら、ケガをして傷になると皮膚がダメージを受けますよね。それが年に10回以上おこっているので、腫瘍などが発症しやすいのです。

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