ビューティー&ヘルス どうせ先が見えないし…なんて人は要注意!「Withコロナ」が奪う、選択の意思

可視化することで、やりたいことを再認識する

「学習性無力感」は自分の頭で考えないということであり、自分の人生、生活を放棄してしまうことにもつながります。

学習性無力感は2通りの悪化を辿ります。
1つは無気力になること。選ぶ力がないので、外部からの指示を全部請け負って断れなくなっていき、心と体が同時に疲弊していきます。そして、もう1つはすべてを諦めてしまうこと。仕事を辞めてしまったり、生きていくということさえも諦めてしまい、自殺念慮にかられることもあります。

しかし、その状態に陥ってしまっているのをほとんどの方が認識できていません。今のWithコロナという、緊急事態が取れて日常を取り戻そうとする時にやっと、気づくのです

再度選択する意思を作り上げるのはとても大変で、自身の生活を見直す必要があります。

私自身、数年前に死ぬかもしれないという病気にかかり、「学習性無力感」のような人生に諦めを持ってしまった時期がありました。私が再び自らの意思を取り戻したきっかけは、今までの自分の人生を振り返る時間を持ったことです。自分自身で、病気の前に人生で優先していたものを箇条書きで書き綴りました。

私の人生で病気前で最優先だったものは、仕事でした。そして病気になった後、ここからの自分の人生で何を優先して生きていくのか、大切にしたい項目に優先順位をつけていきます。私の場合は、健康の優先順位が病気前後で大幅に変わりました。自分の体を大切にしようと、この行動が価値観を変えるきっかけになりました。

この行動は実際に心理学でも取り入れられているもので、書くという可視化をすることで、人生の焦点を明確にすることができます。項目は例えば、仕事、恋愛、家庭・家族、趣味、ボランティアなどの地域貢献などなんでも構いません。そこから1~2項目、最優先なものを作るのです。今後の人生に力を入れるポイントを再確認することで、自身で選択するという力を思い出すことができます

注意してもらいたいのは、コロナ前後で無理に別の項目を選択する必要はない、ということ。同じ項目を選んでもかまいません。今までの生き方を振り返ることで、自分が何に焦点を置いていて、今は何に焦点を置くべきかを再認識することが大切なのです。

何をやっても楽しくない、やる気を感じられないという方は、一度紙に自分が大切にしていたこと、今後も大切にしたいものを書き出してみてください。再び認識することが最も大切です。

悩まないことと考えないことは違います。

賢人のまとめ

自身で選択する気力を失ってしまう「学習性無力感」。人生のポイントを再確認するために、自分の人生をコロナ前後に分けて、紙に書いてみましょう。

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