ビューティー&ヘルス 気を付けて!夜更かしに梅雨のダブルパンチで「夏季うつ」症状が加速する

朝起きて夜眠るという基本に立ち戻る

自律神経は、5℃以上の気温の変化によって影響されると言われています。5℃以上の気温の変化は、四季がある日本においては避けることはできません。なので、気温の変化以外の影響を防ぐ必要があるのです。

まず睡眠負債をためずに、睡眠時間7時間前後を目安に確保してください。また、朝起きて夜眠るという生活リズムを整えましょう。あまり寝つきが良くない人は、梅雨時でなかなか難しいとは思いますが、数少ない日照時間を有効に使ってください。出勤の人は休憩時など晴れている日には、外または窓際で日光浴を取り入れてみてください。リモートワークの方は、晴れた日にはカーテンを開けるなどを積極的に行ないましょう。日焼けが気になる人は日焼け止めを塗ってください。日光浴の効果は日焼け止めに影響はされません。日光浴では、脳内で働く神経伝達物質である「セロトニン」という物質の合成が促進され、睡眠障害に有効です。

次に、朝昼晩と3食の食事時間を確保してください。睡眠障害によって朝起きれずに1日2食などになってしまっている方も多いでしょうが、生活リズムを整えることが大切なので、3食決まった時間にできるだけとることを心がけてください。疲労回復効果が高い動物性たんぱく質(肉や魚)、ウイルスの予防効果が高いビタミンやミネラル(緑黄色野菜や果物)、体温を上げてくれる炭水化物(穀類)をバランスよくとるようにすることも大切です。朝どうしても時間がない人は、気軽に食べられるバナナなどの果物をとるように心がけてみてください。

環境的ストレスに打ち勝つためには、それ以外の負担をなくすことが大切です。生活リズムの乱れが及ぼすメンタル不調は想像以上に大きいもの。出勤でもテレワークでも、朝起きて夜眠るという基本的な行動を守ることはできるはずです。基本に戻るということを忘れないでください。

雨が好きという人でも、環境的ストレスは知らずにかかってしまっているもの。

賢人のまとめ

梅雨時期の日照時間の減少、気圧の変化が及ぼすメンタルへの影響は想像以上。まずは朝起きて夜眠るという、基本的な生活リズムを心がけましょう。

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賢人プロフィール

心理カウンセリングの賢人水口明子

メンタルケアオフィス「ハビットマインドKOKOLO」代表。公認心理師(国家資格)、精神保健福祉士(国家資格)、全心連公認 プロフェッショナル心理カウンセラー、メンタルヘルスマネジメント検定Ⅰ種などの資格を持つ。メンタルクリニックにて、インテーク面接や、訪問看護を担当後、うつ病に特化した、就労移行支援事業所の管理者としてプログラム講師、利用者へのカウンセリングを実施。また、浦和にあるカウンセリング研究所にて講師として、メンタルヘルス、アサーション、プレゼンテーションスキルアップなど50以上のプログラムを作成し、人材育成も行なっている。