ビューティー&ヘルス 夏バテと夏季うつの違いって?暑さという外的ストレスの影響とは

こんにちは、公認心理師、精神保健福祉士の水口明子です。毎日暑い日が続き、夏バテになってしまったという方も多いのではないでしょうか。夏バテの症状として代表的なものに、不眠や食欲不振が挙げられます。しかし、その症状は夏季うつにも当てはまっているため、夏バテと夏季うつの違いがよくわからない方が多いそうです。今回は夏バテと夏季うつとの違いや、夏バテから夏季うつに移行する前のメンタル不調の時点で防ぐ方法をお伝えします。

これまでの連載:https://suits-woman.jp/beauty_health/habitmind/

夏バテは身体の、夏季うつは心の疲れが原因

「夏季うつ」は「季節性情動障害(きせつせいじょうどうしょうがい)」と言われる病です。夏だけではなく、冬などの季節になると体がだるくなったり、気分が落ち込むなどの症状が出てしまうという、身体とメンタル不調の症状を伴います。夏季うつでは、気温も湿度も上昇するなどの環境的なストレスに弱い人がなりやすいのが特徴です。

一方で、「夏バテ」は夏の暑さによって起こる身体の不調です。

どちらにも共通して起こるのは、「身体のだるさ」「疲れやすい」「食欲不振」「不眠、眠れない」などの身体症状ですが、大きな違いは、不調の元が身体なのか、心なのかということになります。

まずは心の不調に気づくことが大切です。夏バテだと思っている方もぜひ下記のチェックをやってみてください。

夏季うつチェックシート
・食欲がない、胃の不快感、便秘や下痢がある
・眠れない、または過度に寝てしまう
・体がだるい、疲れやすい
・眩暈がある
・口が渇く
・自分を責めてばかりいる
・涙もろくなった
・何をするにも億劫になる
・落ち着かないことが多い
・飲酒量が増えた

参考:健康管理能力検定(監修:日本成人病予防協会)、厚生労働省 みんなのメンタルヘルス うつ病の症状より

こちらのチェックシートはあくまでも参考となりますが、10個のうち7個以上チェックがあれば心の疲れを疑ってください。

暑さでバテているのは身体?それとも心?
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