ビューティー&ヘルス メンタル不調を未然に防ぐために。まずは自分のストレスの元が何かを知ろう

こんにちは、公認心理師、精神保健福祉士の水口明子です。皆さんは職場のメンタルヘルス対策における「3つの段階」をご存知でしょうか?メンタルへエルスには、一次予防、二次予防、三次予防という3つの段階があり、それぞれは下記のような内容になっています。

一次予防……メンタル不調を未然に防ぐための「自己管理・職場環境の改善」
二次予防……メンタル不調を長引かせないための「早期発見・早期対応」
三次予防……メンタル不調からの復帰のための「職場復帰支援・その後のフォローアップ」

これは職場でのメンタルヘルスの対策なのですが、職場以外の生活部分でも活用することができます。今回は、メンタル不調にならないための一次予防として簡単に取り組める方法をご紹介します。

自分のストレスの元を可視化させる

一次予防ではメンタル不調を未然に防ぐために、自己管理と環境の改善への取り組みが大切だとされています。

自己管理とは、メンタルヘルス対策ではメンタル不調を起こすストレスを理解して、それを改善する方法を身に着けることを指します。

つまり、自分が何に対して今ストレスを感じているのかを知り、そのストレスを軽減するための方法を知って、取り組むことが大切なのです。

自分が何に対してストレスを感じているのかを知るためには、日々自分がどのような出来事を体験しているのかを整理して可視化する必要があります。

方法は簡単です。最近自分の中であった出来事を一度紙に書き出してみてください。例えば、「仕事量が多くて睡眠時間を削ってまで取り組んだ」「上司から理不尽な内容で怒られた」「もう〇日も人と会っていない(話していない)」などです。そして、その出来事によって生まれた感情も付け足してください。「仕事量が多くて睡眠時間を削ってまで取り組んだ」には、『できたことに対して満足感がある』、または『自由な時間が一切なくなり辛かった』というように、簡単で構いません。

書き出すという可視化をすることで何に対してどう思ったのかが明確になり、負の感情があるものが少なからずあなたにストレスを与えたものだということがわかります。

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