ビューティー&ヘルス 「やる気が起きない」のは幸せホルモン不足!?コロナ禍で失った幸せホルモンを取り戻す方法

こんにちは、公認心理師、精神保健福祉士の水口明子です。「ソーシャル・ディスタンス」という社会的距離の確保、リモートワークという直接的な対面の機会が減り、ニューノーマルな生活が1年半も続いています。そんな中、「やる気が起きない」、「何に対しても関心がなくなった(楽しめるものが減った)」などを訴える方が増えています。もしかしたらそれはスキンシップによって得られる幸せホルモンが不足しているのかもしれません。今回は幸せホルモン「オキシトシン」によって得られる効果、そして簡単に日常生活にと入れられる方法についてお話します。

幸せホルモン「オキシトシン」はストレスを軽減してくれる

リモートワークが増えたことによって、コミュニケーション不足により孤独感からのメンタル不調が起こる可能性があると以前の記事でお伝えしましたが、コミュニケーション不足によるメンタル不調には幸せホルモンの「オキシトシン」が関係している可能性があります。

「オキシトシン」は脳内ホルモンの1種です。人間の脳には、心や身体を正常に保つために多くの脳内ホルモンが分泌されています。その中の1種である「オキシトシン」には、幸福感を高める、ストレスを軽減する、意欲や集中力がアップするなどの効果があります

幸福感を高めるとはどういうことかと言うと、男女問わず自分が信頼している人と会話をしたり触れ合ったりすると心がほっこりするような、満たされた感覚を覚えたことはないでしょうか。心の感じ方なので人それぞれによって違いはありますが、満たされた感覚が幸福感となります。

逆に、人はストレスがかかるとストレスホルモンが排出されます。これはストレスに対抗しようとする体の防衛反応で、ストレスホルモンが出ることによって、緊張したり、体がこわばったりと臨戦態勢に入ります。

ストレスがかかる状態が続くと防衛反応が過剰になり、緊張状態が続き、心が安らずにイライラしたり、睡眠不足、食欲不振になったりと体に影響が出てきます。「オキシトシン」はそんなストレスホルモンの過剰分泌を抑えて、体を落ち着かせてくれる効果もあります。

1 2