ビューティー&ヘルス 「ストレスチェック制度」を知っていますか?個人結果で注目してもらいたいポイントを解説

こんにちは、公認心理師、精神保健福祉士の水口明子です。平成27年12月に施行された「ストレスチェック制度」というものをご存知でしょうか。お勤めの方なら一度は耳にしたことがあると思います。私は実際に今年の10月にストレスチェックを受けたのですが、同じ時期に受けた周囲からは「ストレスチェックは何の意味があるのだろう?」という声も聞かれました。ストレスチェックは自身のストレス状況を知ることができ、それはメンタル不調予防につながります。今回は私の個人結果を踏まえて、ストレスチェックの結果のどの部分に気を付けるといいのかなどを解説していきます。

勤める企業に結果は伝わらない

「ストレスチェック制度」は50名以上の従業員がいる企業には、1年に1回の実施が義務付けられていますが、従業員側は義務ではありません。産業医や外部の保健師、外部のストレスチェックを行う企業を介して行われるので、結果については本人の了解を得ない限り会社側は知ることができません。ストレスチェックをされた方が産業医などの面談が必要な高ストレスであれば、ストレスチェックを行った企業から直接本人へ連絡がいくようになっています。

「職業性ストレス簡易調査票」には57項目の設問があり、ご自身の仕事のこと、最近1か月間の状態のことから、周囲の人間関係についての質問などもあり、プライベートに触れる内容もあります。

一部抜粋してご紹介すると下記のような内容です。

◆職業性ストレス簡易調査票(57 項目)
・仕事についての質問

1. 非常にたくさんの仕事をしなければならない
2. 時間内に仕事が処理しきれない
3. 一生懸命働かなければならない
4. かなり注意を集中する必要がある

・直近1か月観のあなたの状態についての質問
1. 活気がわいてくる
2. 元気がいっぱいだ
3. 生き生きする
4. 怒りを感じる

・あなたの周りの方々についての質問
次の人たちはどのくらい気軽に話ができますか?

1. 上司
2. 職場の同僚
3. 配偶者、家族、友人等

上記のような内容に対して、「そうだ・まあそうだ・ややちがう・ちがう」の中から最もあてはまるものに〇をつけていくことでご自身が高ストレスを感じているものが結果に表われます。

全体を知りたい方は厚生労働省のホームページに全57項目が掲載されたPDF(https://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei12/dl/stress-check_j.pdf)より内容を確認してみてください。

仕事に対してのストレスチェックがメイン。
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