ビューティー&ヘルス 「冷え」は体のストレスサインかも!? 自律神経に影響を与える2種類の冷えとは

こんにちは、公認心理師、精神保健福祉士の水口明子です。年末に入り、寒い日も増えてきました。ここで注意したいのは体の「冷え」です。冷えは体への影響はもちろん、メンタルにも大きな影響を与えます。今回は冷えとストレスの関係についてお話させていただきます。

冷えとストレスはどちらも自律神経に影響を与える

まず「冷え」についてお話します。冷えには自律神経が関わっています。自律神経は体の循環器や消化器などの活動を調整する役目を担っている神経で、自律神経には交感神経と副交感神経という2つがあり、交代で働いています。

交感神経は動く神経とも言われていて、活動時に活発になります。また、恐怖や不安がある場合なども交感神経は活発に活動します。もう1つの副交感神経は交感神経と比較して休む神経と言われています。リラックスしているときに活動的になります。

眠たくなるなどのときに手足が温かくなることがありますが、これは副交感神経が優位になっているサインです。子どもなどは顕著に手足が温まりますが、大人でも手足などの体表温度が上がります。

手足などの冷えを抱えている人は、通常リラックスしているときにも、活発になる交感神経が優位になってしまう可能性があります。冷えによって不眠などの症状が出てしまうこともあります。

次にストレスについてです。人はストレスがかかり続ける状態でいると、食欲低下、下痢、頭痛、肩こりなどさまざまな身体症状が出てきます。

ストレスがかかると人間の体は興奮状態や緊張状態になります。このとき交感神経が優位になっています。ストレスがかかると肩こりなどの症状が出るように、筋肉も緊張すると硬くなるなど収縮状態になります。そして、手足の血管や筋肉が収縮することで、血液循環が悪くなり、手足など抹消に冷えを起こすと言われています。

このように冷えとストレスには同じ自律神経が関係しています。ストレスを抱え続けることで体は冷えていきます。外気が寒いことで冷えているのではなく、冷えの根本の原因がストレスの可能性だってあるのです。

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