ビューティー&ヘルス アベノマスク、もう届いた?布マスクってホントに効果あるの !?

今回の新型コロナウイルスではマスクの効用について、いろいろな説が流れています。これまでプラスの評価はしてこなかったWHO(世界保健機構)も、ここにきて微妙に変わってきていますし、「マスクなんて(笑)」と言っていたアメリカも「マスク厳守」になりつつあります。ホントのところマスクってどうなの……? 薬を使わない薬剤師、宇多川久美子先生に聞いてみました。

エチケットマスクで十分

以前からマスクは、くしゃみや咳でウイルスをまき散らさない「エチケット」として勧められてきました。マスクは自分が相手にウイルスをうつさないためにするのであって、相手からうつされるのを予防する効果はない、という説が主流だったと思います。では予防効果は一切ないのかというと、私はあると思います。

理由は2つ。

1つは、喉の加湿効果です。マスクをすることで、のどが直接外気に触れません。マスクを通して、しっとりした空気が入ってくるわけです。

もうひとつは、手で顔を直接触る回数が減ることです。私たちは、知らず知らずのうちに顔や頭を触っています。ウイルスが付着したものを触った手指で口や鼻を触ることで、感染します。ですから、たとえウイルスに手指や体が触れていても、その手指で口や鼻を触れなければ感染するリスクが低下します。いかに顔を触らないかが重要なのです。マスクをしていれば、物理的に口や鼻に手が直接触れることはなくなるわけです。

マスクに本当にどれほどの効果があるのか、今はだれにもわかりません。そんな状況ですが、マスクをつけていることで少しでも安心感を得られるのであれば、つける意味はあると思います。安心感を得る、つまり緊張感をやわらげることは免疫にとって大切なことです。常に緊張にさらされていると、それだけで疲れて免疫力も低下してしまいます。

1 2