ビューティー&ヘルス 【その薬、本当に必要?】女性に多い“貧血気味”。市販の「鉄剤」は効くの?

“レバニラ炒め”は鉄分摂取おすすめメニュー

貧血気味の人はまず食事の見直しが大切です。鉄分の多い食材といえば、よく知られているのはレバー!でもそれだけではありませんよ!

鉄分の種類は大きく「ヘム鉄」と「非ヘム鉄」に分かれます。血液中のヘモグロビン(酸素を体内に運ぶ運搬役)の成分になるのは「ヘム鉄」のほうです。ヘム鉄は肉や魚、非ヘム鉄は野菜や穀物に多く含まれています。特に多く含んでいる食材は次のとおり。

<ヘム鉄>

・豚レバー ・鶏レバー ・鶏もも肉 ・牛もも肉 ・かつお ・しじみ ・あさり 

<非ヘム鉄>

・ホウレンソウ ・コマツナ ・ひじき ・大豆 ・油揚 ・卵黄

ヘム鉄のほうが非ヘム鉄より鉄分の吸収率が高いことが知られています。その吸収を助ける栄養素のひとつがビタミンCです。ですからヘム鉄の多い肉や魚だけでなく、野菜も穀類もバランスよく食べることで、鉄分の吸収もよりスムーズになります。たとえばヘム鉄豊富なレバーと、ビタミン類と非ヘム鉄を含んだニラを合わせたレバニラ炒めは鉄分補給に適したメニューと言えるでしょう。

鉄分に限りませんが、必要な栄養素は食事から摂るのが基本であり、理想です。食事によってほかの栄養素もバランスよく摂れ、栄養素の吸収がよくなったり、消化がよくなったり、体に必要な成分が生成されやすくなったりするのです。薬やサプリメントで単独で栄養素を摂っても、こうした効果までは期待できません。

とはいえ、レバーが苦手な人が無理にレバニラ炒めを食べることもないと思います。鉄分のため食べるのでは、おいしくないばかりか、食事そのものが苦痛になってしまいますからね。食べ物は体が「おいしい!」と思うからこそ吸収されるのだと思います。栄養バランスの取れた食事をつづけることで、鉄分もうまく摂取されると思います。市販のサプリメントや鉄剤に頼る前に、ぜひメニューを工夫して鉄分もおいしく食べてください!

 

レバーのヘム鉄、ニラの非ヘム鉄の組み合わせこそ貧血気味女子に最適!

賢人のまとめ

“貧血気味”の女性が増えています。鉄分豊富な食材を意識した食生活を心がけましょう。それでも不足しがちな場合、市販の鉄剤も選択肢の一つ。ある程度長く飲まないといけない薬ですが、薬だけで貧血が治ることはありません。基本はあくまで食生活の改善からです。

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