ビューティー&ヘルス 【働きながら妊活しましょ】「不妊治療、始めました」を職場に伝える必要は?

「婦人科疾患」?濁す必要もない

時には、早退や遅刻をする必要も出てきます。中にはその通院理由を不妊治療とは言わず、「婦人科系の疾患」と言う人もいます。

その人の性格や職場の事情があってのことですので、一概にどうということは言えませんが、私は、理由を言うのであれば、「不妊治療」と本当のことを伝えたほうがいいと思います。そのほうが、あとあとストレスにならないからです。

「婦人科疾患」といっても間違いではないのですが、ちょっと濁している感がありますよね。何よりも自分自身が「ウソをついている」やましさを感じてしまうかもしれません。それは感じなくてもいいストレスだと思うのです。

また、不妊や治療に関する知識をよほどお持ちでない限り、通院を続けるうちにつじつまが合わなくなってくる可能性が高いです。それに、見る人から見れば、「あ、不妊治療なのね」とわかるものです。

私が不妊治療をしていた8年ほど前は、まだ不妊治療は今ほど知られておらず、職場に伝えるにも勇気がいりました。でも、今はそういう時代ではありません。これだけ不妊が話題に上り、テレビで特集される時代です。仕事に影響がありそうだったら伝えておきましょう。そして堂々と通院しましょう。

退社後のクリニック通院。職場に言ったほうがいいのかどうか、迷うところ……。

賢人のまとめ

不妊クリニックへの通院は、仕事に支障が出なければ敢えて言う必要はないでしょう。逆に、影響が出る場合は、ヘンに気を遣わず、「不妊治療始めまたした」と伝えたほうがストレスなく通院できます。

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賢人プロフィール

妊活の賢人笛吹和代

働く女性の健康と妊活・不妊に関する学びの場「女性の身体塾」を主宰する「Woman Lifestage Support」代表。日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー。臨床検査技師でもある。化粧品メーカーの開発部に勤務中、29歳で結婚。30代で不妊治療を経て出産。治療のために退職した経験から、現在は不妊や妊活に悩む女性のための講座やカウンセリングを行なっている。