ビューティー&ヘルス 【働きながら妊活しましょ】男性の不妊検査はどこで受けるのがベター?

大学病院や市民病院もチェック

困ったことに、日本には男性不妊の専門医(泌尿器科)が非常に少ないのです。日本生殖医学会の「生殖医療専門医リスト」を見ると、泌尿器科の医師は全国に63人しかいません(2019年4月現在)。この中には大学病院に勤務している医師も多くいらっしゃいます。

インターネットで調べればすぐわかると思いますが、泌尿器科のほかに、男性不妊も診療している不妊クリニックや「男性不妊外来」の看板をあげているクリニックなら、男性の不妊検査を受け付けています。

ただ、男性不妊の専門医のいるクリニックや男性不妊外来を設けている不妊クリニックは、東京・大阪などの都市部には集まりがちです。このあたりの地方格差は大きく、ひとりも存在しない県だってあるのです。

近所、あるいは職場の近くに男性不妊の専門医がいない場合は、最寄りの大学病院や市民病院に男性不妊の扱いがないか、問い合わせてみましょう。大学病院によっては、泌尿器科に男性不妊を扱っている医師が勤務しています。電話して、飛び入りで予約を受け付けているかどうか尋ねてみてもいいでしょう。大学病院によってはHPに記載がある場合もあるので、まずはHPを確認してみてください。

いきなり大学病院を受診すれば、もちろん高い初診料が取られます。しかし高いといっても数千円です。後々、ムダな不妊治療費がかかるかもしれないことを思えば、その程度の初期投資は決して高くはつかないはずです。

または、近くのクリニックへ行って大学病院への紹介状を書いてもらうという方法もあります。もっとも、紹介状を書いてもらうにもお金はかかると思います。私は、もし大学病院が不妊検査を受け付けてくれるなら、わざわざ紹介状だけを目的にクリニックへ行くのも面倒ですし、大学病院で検査してもらうのがベターだと思います。

妊活の第一歩は不妊検査。男性は、男性不妊を扱っている泌尿器科へどうぞ。

賢人のまとめ

男性の不妊検査は、男性不妊を扱っている泌尿器科や不妊クリックで受けるのがベストです。ただ、日本では男性不妊の専門医が少ないです。お近くに男性不妊の専門医がいない場合、大学病院や市民病院の泌尿器科に問い合わせしてみるのもいいでしょう。

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賢人プロフィール

妊活の賢人笛吹和代

働く女性の健康と妊活・不妊に関する学びの場「女性の身体塾」を主宰する「Woman Lifestage Support」代表。日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー。臨床検査技師でもある。化粧品メーカーの開発部に勤務中、29歳で結婚。30代で不妊治療を経て出産。治療のために退職した経験から、現在は不妊や妊活に悩む女性のための講座やカウンセリングを行なっている。著書に『あきらめない妊活〜キャリアと不妊治療を両立させる方法』がある。