ビューティー&ヘルス 【働きながら妊活しましょ】当分続く新型コロナウイルス…今、妊活を始めてもいいの?

当分の間、続くと覚悟を決めなくてはならない様相になってきた新型コロナウイルス騒動。前回は、30代後半で年齢的に余裕のない方の、待ったなしの状況について、認定不妊カウンセラーの笛吹和代さんからアドバイスをいただきました。一方、体外受精以前の治療中の方や、これから妊活を始めようと思っていた方もいるでしょう。平時とは言えない今、妊活を始めるにあたっての注意点をうかがいます。

待ったなしでも、ちょっと立ち止まってみるとき

30代前半の人と後半の人では、心境、状況ともに異なってくると思います。30代後半で不妊治療中の方には“卵子凍結できるなら、しておく”ことをおすすめすると言いましたが、妊活中の方には迷いや不安が生じていることと、お察しします。

前回「今妊娠することのリスク」についてご説明しましたが、これも踏まえて、すべてのカップルに今いちばん必要なことは「妊活/不妊治療を進めること」について、今一度、パートナーとしっかり話し合うことだと思います。

これまで不妊治療に入って一生懸命通院してきた方も、自分は本当に子どもがほしいのか、自分たち夫婦は本当に子どもを望んでいるのかについて話し合ってみてください。案外、こうした本質的な話をとことん突きつめることなく治療に突入してしまったカップルは少なくありません。今はこれまでと同じ“平時”ではありません。感染がいつ収束するのかもまだわからない状況です。今までの治療計画も含めて、いったんテーブルの上に広げて冷静に見直す機会にしてもいいと思います。もちろん、治療中の方は通院先のクリニックの医師に、今後のクリニックの診療方針について、よくよく確認しておくことは言うまでもありません。

20代〜30代始めでまだ時間的に余裕があるという方は、コロナ禍が一段落するまで様子を見るという選択もあります。ただし早発閉経の可能性のある方は状況が違ってきますので、医師としっかりと相談してください。しかし、繰り返しになりますが、いつ収束するのかはだれにもわからない非常に悩ましい状況です。

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