ビューティー&ヘルス 【働きながら妊活しましょ】35歳からの妊活、5年後のビジョンを想像できますか?後悔しませんか?

自己流を試すなら基礎体温と情報収集が欠かせない

「後悔しない」と思えるのであれば、とりあえず半年から1年、自己流の妊活を試みてもいいと思います。ある程度、排卵日を予測しなければならないので、基礎体温や排卵検査薬なども賢く活用してみてください。ただし、基礎体温では正しい排卵日は予測できませんのであくまでも目安です。

もし基礎体温が2層になっていない場合や、低温期が極端に長い、もしくは高温期が短いなどの状況が続くのであれば、自己流の妊活は早めに切り上げた方がいいかもしれません。

基礎体温は記録するのが面倒という声も聞かれますが、最初の3か月ぐらいは測定し、自分の身体の状態を把握してみてください。便利なスマホアプリも活用してみましょう。自己流である以上、自分で相当量の情報収集する必要もあります。「ふわっとした気持ち」で、まだ妊娠の仕組みや、不妊治療の方法や費用などの情報が十分でないことが予想されます。不妊治療の技術は日進月歩で、クリニックによっても大きな違いがあります。不妊治療の昨今の事情についてもある程度、知っておいたほうが後々役に立つでしょう。

また、排卵日を意識しすぎるとお互いがギクシャクすることも……。排卵日を意識しすぎるよりも、だいたいの排卵日を把握して、出来るだけタイミングを持つ回数を増やすほうがおすすめです。

不妊治療をするにせよしないにせよ、子どもに向き合うことは、夫婦の将来を考えるいい機会にもなります。

賢人のまとめ

35歳は女性にとって妊娠率が顕著に下がり始める年頃だけに、なんとなく不妊治療を考える夫婦も多いです。はじまりはなんとなくでも、治療に入る前までには2人の気持ちを確かめておきましょう。5年後、40代が見えてきたときの自分をイメージしてみると、考えるヒントになるのではないでしょうか。

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賢人プロフィール

妊活の賢人笛吹和代

働く女性の健康と妊活・不妊に関する学びの場「女性の身体塾」を主宰する「Woman Lifestage Support」代表。日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー。臨床検査技師でもある。化粧品メーカーの開発部に勤務中、29歳で結婚。30代で不妊治療を経て出産。治療のために退職した経験から、現在は不妊や妊活に悩む女性のための講座やカウンセリングを行なっている。著書に『あきらめない妊活〜キャリアと不妊治療を両立させる方法』がある。