ビューティー&ヘルス 【働きながら妊活しましょ】体外受精の「保険適用」、待ってもいいのはどんな人?

妊活中の女性から、「保険適用されるまで体外受精を待った方がいいの?」という質問が急増中です。いつ適用になるかはわからないので、基本的には「待たない」のが賢明ですが(前回はこちら)、待てるパターンもあります。認定不妊カウンセラーの笛吹和代さんに聞きました。

20代後半の場合。ただし漠然と待ってはいけない

保険適用に期待して待ってもいい、待つという選択肢もアリと思われるのは、20代後半、27〜28歳ごろの場合です。

20代前半で結婚して何年も経つが子どもを授からない、不妊治療を始めてタイミング法と人工授精を試みているがうまくいかない、そろそろ体外受精にステップアップを考えているというカップルが想像しやすいかと思います。1年待っても30歳です。

この年代は経済的な余裕がなく、保険適用されれば体外にトライしやすくなります。また、1回目の体外受精は不妊治療助成金を使って行なってもいいでしょう。それでもし1年後に保険適用になっていれば、2回目にトライできます。

ただし、保険適用を期待するにしても、1年を何もしないで過ごさないでいただきたいと思います。

まず、男女ともに検査を受けておきましょう。

男性は精子検査。女性はAMH、ホルモン検査です。もし何からの異常があれば、1年待つという選択肢も考え直さなければなりません。たとえば、20代後半の女性でもホルモン値に支障があり、早期閉経するおそれがゼロではありません。

また、不妊治療にお休みをはさむのもひとつの選択だと思います。特に、子宮内膜症と診断されている方は、1年間、ピルを飲んで妊活を完全にお休みするという選択もあります。

男性の精子に問題が発覚したら、早いうちに泌尿器科で治療を受けることをおすすめします。男性不妊を扱う泌尿器科もしくは不妊クリニックは多くはありませんので、予約待ちになる可能性もあります。

検査の結果に問題がなければ、ひと安心ですね。この間,自己流の妊活でもいいですし、タイミング法に戻して、ときどき人工授精というやり方もあります。ステップダウンしながら保険適用を待つという方法もあります。この間に授かる可能性も十分、あります。保険適用されるのを漠然と待つのではなく、時間を有効に使ってください。

ただし最初にも書きましたが、待つのは1年が限度です。それ以上は待たないほうがいいでしょう。

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