ビューティー&ヘルス 【働きながら妊活しましょ】卵子凍結、保管先クリニックの選び方と注意点

長くつきあえる保管先の選び方

卵子凍結をするクリニックは十分、時間をかけて吟味しましょう。なぜならあなたはまだ20代、保管期間は5年か10年かわかりませんが、長〜いおつきあいになる可能性が高いからです。

まずは信頼できる実績のあるクリニックを探しましょう。次のようなチェックポイントがあります。

□電源バックアップ体制が備わっているか

災害などで大規模停電が起きたとき、バックアップ電源がなければ冷凍が止まってしまいます。この点、「停電が起きたときのバックアップ体制はどのようになっていますか?」とハッキリ聞いてください。「大丈夫ですよ」と言われるだけでは安心できませんので、実際にどんな設備を備えているのか見せてもらえるか交渉してもいいでしょう。

□経営状態が安定しているか

クリニックも企業です。経営状態が安定しているかどうかは重要です。長いつきあいになることを考えれば、途中で倒産されては困ります。料金はかかりますが、民間の信用調査会社に依頼して調べてみる価値はあります。

□洪水、土砂災害のハザードマップの確認

近年、洪水災害や土砂災害が毎年のようにどこかで起きています。今まで起きていなかった地域が被災するニュースをよく耳にします。ハザードマップを確認し、可能なかぎり、洪水や土砂崩れ、津波の被害などを避けられる場所にあるクリニックを選びましょう。

以上のチェック項目を満たすクリニックというと、現実的には、すでに実績のあるクリニックになるかと思います。けっこう面倒に思われるかもしれませんが、こうしたチェック項目をひとつひとつじっくり調べられるのも、若いうちの特権だと思いますよ。

保管先クリニック選びは慎重にも慎重を期してソンはありません。

賢人のまとめ

若いうちの卵子凍結は将来に保険をかける意味があります。ただし、卵子凍結イコール100%妊娠できるとは限りません。最終的にお相手が見つからなかった場合も考えておきましょう。また保管先のクリニックとは長いつきあいになります。設備的、経営的、地理的にできるだけしっかりしたクリニックを探してください。

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賢人プロフィール

妊活の賢人笛吹和代

働く女性の健康と妊活・不妊に関する学びの場「女性の身体塾」を主宰する「Woman Lifestage Support」代表。日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー。臨床検査技師でもある。化粧品メーカーの開発部に勤務中、29歳で結婚。30代で不妊治療を経て出産。治療のために退職した経験から、現在は不妊や妊活に悩む女性のための講座やカウンセリングを行なっている。著書に『あきらめない妊活〜キャリアと不妊治療を両立させる方法』がある。