ビューティー&ヘルス 【働きながら妊活しましょ】治療費の値上げ傾向あり!?クリニックの明細書を必ずチェックしましょう

来年度から不妊治療の保険適用されることがほぼ確実になってきたようです。一方で、最近、一部ではありますが不妊クリニックの治療費の値上げが見られます。いったいなぜ? 何が起きているの? 認定不妊カウンセラーの笛吹和代さんに聞きました。

保険適用前の駆け込み値上げの可能性

昨年から治療費を値上げする不妊クリニックが増えているようです。これは政府が発表した不妊治療の保険適用化と無関係ではないだろうと思います。というのも、どこまでが保険適用になるかわかりませんが、保険適用になると治療にガイドラインができ、治療費は全国どこでも一律になるからです。

現在、不妊治療は自由診療です。治療費はクリニックが個々に定めています。極端な話、Aクリニックで10万円の治療が、Bクリニックでは20万することもあり得ます。それが保険適用化で一律になると……、困るのはクリニックではないでしょうか? そこで「駆け込み値上げ」が起きていると考えられるのです。

もちろん、保険適用化された暁には適正な治療費に落ち着くと思います。しかし、その適正価格は、どう決まるのでしょうか。これまでの不妊クリニックの実績を元に検討されるのは間違いないところでしょう。となると、保険適用化される前にできる値上げをしておいて「治療費の相場を上げておく」という思惑も働くかもしれません。意地の悪い見方だと思われるかもしれませんが、不妊クリニック界の置かれた状況は決して平穏無事ではありません。特に都市部では過当競争が始まりつつあり、定評の高い一部のクリニックを除けば、生き残りに必死なのです。

1 2