ビューティー&ヘルス 【働きながら妊活しましょ】長引くコロナ禍、妊活うつを感じたら早めにプロに相談を

妊活うつという言葉を聞いたことがありますか? 妊活は人によっては数年に及ぶ長い挑戦です。一喜一憂を繰り返すこともあり、気力体力ともにしんどくなることも。そこに降りかかるコロナ禍、気分が落ち込む人も増えているようです。認定不妊カウンセラーの笛吹和代さんに、そんなときの対応方法を聞きました。

解決策ではなくプロの相談先を見つける

何か困ったことが起きたら、まずネットで検索する時代です。しかし、メンタル的にキツイ、身体的にもいつもと明らかに違う不調を感じたりしたときは、ネットに頼るのはけっこう危険な行為。ネットの中だけに解決策を探さないでください。(この記事もネット配信なので、自己矛盾を感じないではありませんが……)

ネットで調べるとしたら「相談先」を調べましょう

最近は、民間のベンチャー企業などで、LINEやメールを使い、心理療法士や私のような不妊カウンセラーなどが相談を受け付けるサービスが増えてきました。無料で相談できるサービスもあります。そうした相談のプロに、話だけでも聞いてもらってはいかがでしょうか。話すだけでも気持ちが落ち着くことがあります。まず、とにかく不安な気持ちを落ち着かせることが大事です。

ところが現実には、プロに相談するという発想に至らず、ネットの情報に解決策を探してしまう方が多いのです。けれどもネットやSNSにあふれる情報は玉石混淆、さらには弱った心につけこむ商魂たくましいものも少なくありません。メンタルが正常でない状態でこうした世界に入っていくと、迷宮にはまったがごとく抜け出せなくなる危険が。解決策が見つかるどころか、気づいたらいらないものを買わされてしまっていた……なんてことにもなりかねません。

また、インスタなど個人の情報に接していると、感情論に溺れてしまう危険性も高いです。最近はSNS上で不妊や妊娠、出産などをめぐる議論も盛んです。これを個人ベースで読んでいると、当事者である自分もついつい熱くなって、感情的になってしまう、ムキになって反論してしまう……。気持ちがシンドイ時に、SNS上の他人にエネルギーを費やす必要はありません。相談先を探すことをおすすめします。

相談前に運営元の概要を読んで素性を確かめる

相談を受け付けていても、その人がプロかどうかはパッと見わからないサイトもあります。運営元の概要を開いて、素性を確かめてください。医師や医療機関や行政の主宰、あるいは法人格のNPOの主宰などでしたら、まず信用していいでしょう。

株式会社ファミワン、NPO法人Fineの不妊相談サービスには定評があります。私自身も株式会社ステルラが運営する婦人科ラボで相談対応をしています。他方、個人が主宰しているものや、運営母体の概要がはっきりしないところなどには注意してください。

1 2