ビューティー&ヘルス 【いつかのためのプレ妊活】妊娠のための体づくり。無添加食品やベジにこだわりすぎず、バランスの取れた栄養を

将来、子どもがほしい……のであれば、今パートナーがいてもいなくても少しずつ準備しておきたいものです。いつか妊娠、出産する日のために、今できることから始めてみませんか? 認定不妊カウンセラーの笛吹和代さんがあなたの悩み、疑問に答えます。

今回の質問はこちら。

「将来妊娠を考えたときの食べ物についてお教えてください。先輩の女性から大豆がいいと聞いたのですが、本当でしょうか?」(29歳/アパレル)

栄養の偏った食生活には注意

妊活には大豆をたくさん食べるといい……という話は、ずいぶん出回っているようですね。大豆はすぐれたたんぱく質です。が、だからといって大豆をたくさん食べればそれでいいということにはなりません。

ダイエットがてら、食事のメインは「サラダと豆腐」といった女性もいるでしょう。たしかにカロリーはお肉と比べたら低いです。しかし将来の妊娠、出産のことを考えるのなら「サラダと豆腐」ばかりの偏った食生活はあらためましょう。栄養バランスがよくないですし、十分なカロリーが取れていないことが多いのです。

ダイエット願望が根強いのかなと思いますが、妊娠、出産はもちろん、その後の育児にも体力が必要です。妊娠、出産を望むなら、せめてBMI19以上は維持したいところです。ところが最近の若い女性には、BMI18以下がめずらしくありません。モデル体型に憧れるのかもしれませんが、18以下は低すぎます。これより下がると、排卵障害を起こすリスクも高まってしまいますので、やせすぎには本当に注意してください。

将来の妊娠を考えたら、基礎体温を計って自分の生理周期を知ることがプレ妊活の第一歩ですが、健康づくりもプレ妊活の重要な要素です。なんといっても体が基本なのですから、体力がなければ妊娠も出産もできません。

無農薬や無添加にこだわりすぎないこと

健康づくりに真剣に向き合い、体にいいものを選んで食べる、というのは、とてもいいことです。ただひとつ気になることが。

やや極端な例かもしれませんが、体にいいもの、健康にいいものを追求するあまり、無農薬、無添加食品、オーガニック食品、あるいはマクロビオテックにハマりすぎてしまう女性がいます。

私も妊活時代に、無農薬や無添加食品を探して食べていたことがあります。やってみるとわかるのですが、無農薬、無添加食品だけで生きていくのは大変なことです。特に、経済的に大変です。野菜や大豆だけでは栄養が偏るのでお肉も食べるのですが、オーガニックの牛肉、豚肉、鶏肉というのは、とても高いのです。いきおい、比較的安価な野菜、穀物を買うことが増えていきます。結果、良質なたんぱく質の摂取量が減り、栄養不足になってしまいました。

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