ビューティー&ヘルス 【いつかのためのプレ妊活】妊娠のための体づくり。無添加食品やベジにこだわりすぎず、バランスの取れた栄養を

もちろん、食事の栄養バランスが取れ、カロリーが取れているなら問題ありません。ただ、それを実現するのはなかなかむずかしいのではないかと思います。

中には、天然の塩にこだわって作られた発酵食品(味噌や醤油)であれば、どれだけ食べても塩分過多の心配はしなくても大丈夫! なんていう人もいますが、とんでもありません。天然の塩でも、こだわって作られた発酵食品でも取りすぎは塩分過多につながりますので注意が必要です。

というわけで、無農薬や無添加食品、いわゆるオーガニックを食生活の主役にとこだわりすぎてしまうと無理がでてきてしまいます。私の場合は、体にやさしくても財布にやさしくないので長続きしませんでした。

品質に気をつけて食品を選ぶことは大事です。ただ、こだわりすぎないよう気をつけてくださいね。

将来の妊娠、出産を考えたとき、これを食べて、あれを食べてとアドバイスするような食品は特にありません。それより栄養バランスが取れていることこそが一番大切なのです。

糖質、脂質、たんぱく質が3大栄養素です。これにビタミン、ミネラルを加えて5つの栄養素が取れているかどうか? 外食が多かったり、生活が不規則だったり、好き嫌いが多かったりすると、これらをバランスよく食べるというのはけっこう難しいかもしれません。だからこそ、ふだんの食生活の見直しから始められたらいいと思います。1日3食、きちんと食べることもがプレ妊活につながります。

××に効く食品より栄養バランスのほうが有効。

賢人のまとめ

将来の妊娠を考えた体作りには特別な食べ物は必要なく、栄養バランスのいい食事を心がけることが大切です。無農薬野菜や無添加食品にこだわりすぎる必要もありません。ふつうの食品で十分です。

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賢人プロフィール

妊活の賢人笛吹和代

働く女性の健康と妊活・不妊に関する学びの場「女性の身体塾」を主宰する「Woman Lifestage Support」代表。日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー。臨床検査技師でもある。化粧品メーカーの開発部に勤務中、29歳で結婚。30代で不妊治療を経て出産。治療のために退職した経験から、現在は不妊や妊活に悩む女性のための講座やカウンセリングを行なっている。著書に『あきらめない妊活〜キャリアと不妊治療を両立させる方法』がある。