凍結保管料の計算方法に注意
特に、注意が必要なのは凍結保管料です。
たとえば、採卵までの費用と1年間の凍結保管料がセットというクリニックもあれば、凍結する卵子の個数単位で加算するクリニックもあります。
期間については、1年ごとの年間設定が多いようです。その場合も、卵子1個あたりで加算する場合もあれば、「5個までなら*万円、6個以上はいくつでも同じで*万円」とか、「10個までなら*万円、20個までなら*万円」などと計算するクリニックもあります。
仮に「10個以上の卵子凍結で年間10万円」のクリニックで10年間保管すれば、100万円かかります。こちらの費用もしっかり計算しておいてください。
もし今あなたに自由に使える100万円があり、将来は子どものいる人生をと考えているなら、卵子凍結という選択は有益なお金の使い方だと私は思います。ただ、決して小さくはない金額です。しっかりリサーチしましょう。
次回は、会社の福利厚生における卵子凍結の扱いについてお話しします。
