ビューティー&ヘルス 【フェムテック最前線】日本メーカー製も登場した月経カップ。そのメリットと注意点とは?

話題を集めるフェムテック、あなたはどこまでご存知? フェムテックとはFemale(女性)のためのTechnology(技術)という意味ですが、ここ1~2年で次々と新しい製品が生まれています。妊活アドバイスでおなじみの、認定不妊カウンセラー笛吹和代さんから注目のフェムテック製品の特長と注意点を解説してもらいます。今回は「月経カップ」です。

生理期間中の気分が変わる!

月経カップとは、膣の中に入れて経血をためておくカップのことです。3年ほど前から海外製品が入ってきてワッと話題になりましたね。当時は、カップのサイズが日本人には大きすぎるとか、硬いなどで使い勝手についてはいまひとつの感じでしたが、使い勝手は改良されてきているようです。

そしていよいよ日本メーカーのものも登場してきました。ナプキンで実績も評価もあるユニ・チャームからも発売されています。

月経カップのメリットを整理しておきましょう。

ひとつめは何と言っても、生理であることを忘れられるほどの快適さです。特に、外出の多い人、スポーツをする人の中には、このメリットを実感し、愛用している人は多いようです。ただし、この評価については個人差があります。自分に十分フィットした製品を使い、また、ある程度、使い慣れている人の感想になるかと思います。

2つめに、ナプキン使用時に生じがちなデリケートゾーンのムレ、カブレが生じにくくなります。また生理時特有のにおいも軽減されます。これは画期的ですね。

3つめに、これも個人差がありますが、連続8時間使用できるので、特に多い日でなければ、ナプキンを取り替える手間が減ります。

4つめに、繰り返し使えるムダのなさです。初期費用として1個3,000〜5,000円ほどかかりますが、正しい使い方をすれば、製品によりますが数年、使用できます。ゴミを減らせるのもメリットのひとつです。

このほか、カップに容量の目盛りがついているので自分の経血量が計れること。3つめと重複しますが、仕事の関係で長時間トイレに行けない、行く回数が限られる場合などは便利でしょう。

連続8時間使用可。ポイントはフィット感

自分に合ったサイズ、質感の月経カップを選びたいものです。ただ、こればっかりは、使ってみないことにはわかりません。できればいろいろ試したいところ。ですが、今のところ、1個のお値段は3,000〜5,000円。通販サイトを見ると、それ以上する製品もあります。この価格帯だと、そう簡単にお試しはできない感じです。日本で月経カップがまだそれほど広がっていないのは、この価格がネックになっているのかもしれません。

ただ、先に紹介しましたようにユニ・チャームから発売され、今後、フェムテックに積極的なベンチャー企業の参入なども増えそうです。参入メーカーが増えるほど価格も下がってくるでしょう。期待したいですね。

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