ビューティー&ヘルス 【妊活入門】4月の保険適用化前に、不妊クリニックが混んでる?

妊活中の人も、これからの人も、妊活って何するの?と言う人も。 認定不妊カウンセラーの笛吹和代さんから、妊活や女性の悩み、もやもやについてアドバイスをいただく連載「妊活入門」。今回は、4月から始まる不妊治療の保険適用化を前にした不妊クリニックの初診受け付けの混雑についてお話を聞きました。

人気クリニックがさらに混みはじめた

今年4月から不妊治療に健康保険が適用されるようになります。これまでも、不妊の原因を調べる検査や、タイミング治療、不妊原因になっている症状(疾病)の治療や薬、タイミング治療で使う一部の排卵誘発剤などには保険が適用されてきました。これらに加えて、4月からこれまで適用外だった体外受精や顕微授精、人工授精にも適用されるようになります。ただし、体外受精や顕微受精で追加的に行われる高度な治療について、どこまで適用されるのか、2022年1月時点ではまだわかりません。

その不妊クリニックが最近混み始めているという話をよく聞きます。中でも評判のいい、人気の高いクリニックでは初診の受け付けが断られるケースが出始めています。

体外受精や顕微授精など、これまで自己負担で高額な費用が必要だった治療に保険適用されるというニュースが出たのは、2年前の秋のことでした。それなら保険適用化されてから不妊治療を始めようと考えていた人は少なくないでしょう。そこにコロナ禍が加わりました。本当ならもっと早くに不妊治療を始めるつもりだったが、コロナ感染を心配して延期したという人も少なくないはずです。

新型コロナウイルス感染の状況については変異株の発生など心配は尽きませんが、一時の緊急事態は脱し、少し落ち着いて行動しようという心持ちになってきているかと思います。感染対策もそれなりに会得したということもあるでしょう。そんなこんな、いろいろなニーズが重なっていま、人気の不妊クリニックは混み始めているのです。

初診を受け付けているか確認する

そんな状況になっているので、今年から不妊治療を始めようと考えている人は、希望するクリニックに予約状況をたずねておいたほうがいいでしょう。「しばらく初診は受けていません」というクリニックもあるからです。

先日、私は九州在住の相談者さんに、福岡で評価の高い不妊クリニックをいくつか紹介しました。その方の状況を考えると、なるべく早く不妊クリニックで治療を開始したほうがいいと思われ、またご本人もその意向でした。ところが、ご紹介した数件のクリニックがすべて初診受け付けを受け付けていなかったのです。

福岡という都市部でもそんな状況なので、不妊クリニックがもともと少なく、選択が限られるような地域ではもっと混んでいるかもしれません。

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