香水をつける場所をマスターして、自分の思い通りに香りをアレンジしましょう。
香水の香りの元は、香料を溶かしたアルコールの揮発によって起るものです。
アルコールの揮発は温度が高ければよく揮発し、また香りは下から上へ広がるといった特徴があります。
香水をつけるときは、この性質を利用し、体温の高いところ、位置は少し低めにつけるのが基本とされています。
ですが、それ以外の場所でも量を調節しながら使用することで、自分が香らせたい距離や雰囲気を選ぶことが出来ます。
*耳の後ろ
香水をつけるところとして最も一般的なとこと。紫外線の影響が少なく、また体温の高い所なのでよく香ります。
*肩
鼻との距離もちょうどよく、ふんわりと香りやすい場所です。
*ひざの裏
しっかりつけても香りが強くならず、初心者にはオススメです。
香りは下から上へと上がるため、全身が包まれるように香ります。
*手首の内側
体温が高い手首はしっかり香らせてくれますが、空気と触れることが多いため、香りが飛ぶのも早いです。
香水をつけてはいけないところ!
香水はつける場所を間違えてしまうと、せっかくの良い香りが台無しになってしまいます。
まず香水を絶対につけてはいけないのが、紫外線をよく浴びる箇所です。
直射日光があたると、肌が弱い人などは、香水をつけた部分が日光湿疹になる可能性もあります。
赤くなるだけでは済まずに湿疹などの症状が発症します。
またスポーツなど運動後に汗を拭かずに香水をつけると汗と香水がまざってしまいます。
香水に制汗作用はないので、必ず運動後は汗をふきとってから使用しましょう。
間違えて香水をつけてしまったら、アルコールやエタノールをコットンに含ませて拭くという方法があります。
ウェットティッシュで拭き取ると、ある程度香りをとることができます。