ビューティー&ヘルス 髪が長く、乾かすのに時間がかかってしまいます。また、髪が傷みやすくて困っています。髪に優しく時短にもなるお手入れ方法を教えてください。

A正しいお手入れ方法を知って、きれいな髪を保ちましょう!

髪を乾かす時間を早めるためには、タオルで髪を包みながらドライヤーをあてるテクニックがおすすめです。
また、間違いがちな髪のお手入れ方法も正しいテクニックを紹介します! 

 

1)髪を乾かす時短テクニック

髪をはやく乾かすには?!どうしたらいいのか?とよく聞かれます。

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時短術(なまけ美容)としては、吸水性の高いタオルを髪に被せた状態でタオルと髪の間にむけて ドライヤーをかけます。
あったかい空気により髪の水分が蒸発するときすかさずこまめにタオルで水分を拭き取ります。
私の髪はロングなので、普通に乾かすと15分くらいかかりますが、この方法なら、 5分で乾きます!

 

2)逆効果になるNG頭皮ケア

あなたが実践している頭皮ケアは本当に正しい方法ですか? 実は、あなたが正しいと信じて行ってきた頭皮ケアが、逆にトラブルの原因になっていることも。やったら逆効果になるNG頭皮ケアをいくつかご紹介します。 該当する項目があれば、それがあなたの悩みの原因かもしれません。 以下にあげた内容は、今すぐに改善しましょう。

 

× 2回以上のシャンプーで頭皮を清潔に!

1日2回以上の洗髪は洗いすぎになります。 頭皮には皮脂がありますが、この皮脂は本来頭皮を外部の刺激や紫外線の影響から守る重要な働きをしています。 しかし、洗いすぎで必要な皮脂まで取り除いてしまうと頭皮が皮脂不足に。 免疫力の低下を招いて、かえって症状を悪化させてしまったり、 逆に皮脂不足を補おうと今まで以上に過剰な皮脂を分泌させ、様々なトラブルの原因に。特に脂性肌でべたつきが気になる人のみ、アミノ酸系シャンプーなどで2回洗浄はおすすめしますが、 それ以外の人は1日1回が理想的なシャンプーの回数です。

 

× 汚れをしっかり落としたいから力を入れてゴシゴシ洗い!

毛穴につまった汚れや皮脂をしっかり落としたいからと、シャンプーのときにゴシゴシ力を入れて洗っていませんか? ゴシゴシ洗いは頭皮に刺激を与え、炎症やかゆみなどのトラブルの引き金に。また、爪などを使って洗うと頭皮にキズがつき、のちのち抜け毛などの症状につながる可能性があるので 気を付けましょう。

おすすめは、手のひらで泡立てた泡を髪の下から頭皮に数点にわけてつけます。その後、指の腹でマッサージするように、頭皮を軽く押した状態で上下に動かします。離した状態だと頭皮をこすってしまうので、必ず、つぼおしのようなイメージで頭皮を押したくっつけた状態で頭皮を動かすようなイメージで上下に3mm程度小刻みに動かします。それを襟足の下からはじめじょじょに頭頂部分まで行います。このように髪ではなく頭皮を洗います。最後に頭皮周りの泡を髪全体になじませるだけでOK。

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正しいシャンプーの方法を身につけ、毎日意識することが大切です。

 

× 時間がないからすすぎは短縮。ぬめりが取れればOK!

トリートメントは少し残した方がいいと思っている方もいらっしゃいますが、すすぎはぬめりが取れればOKではありません。 ぬめりが取れても頭皮にはまだシャンプーやリンス(トリートメント)の成分が残っています。 これを放置していると、毛穴つまりを起こし頭皮トラブルに発展することも。すすぎは必ず丁寧に時間をかけて行いましょう。 すすぎに洗いすぎはないので、十分すぎるくらい行うようにしてください。 耳の後ろなど残りやすいところは特に丁寧に。

 

× 薄毛対策は高価な育毛剤でバッチリ!

育毛剤は高ければ効果があるかというと、そうではありません。 育毛剤にも種類がありますし、それがあなたの薄毛や抜け毛のタイプに合っていないと 効果的な結果は出ません。
また、薄毛対策は育毛剤だけに頼りすぎてはダメ。 育毛剤はあくまでも発毛を助けるためのものなので、それ以上にシャンプーなどで頭皮状態を整えたり、 生活習慣や食生活の改善で、トータルにケアする必要があります。 その中で本当に自分にあった育毛剤を使うことで、本来の効果が発揮されるのです。育毛剤は値段ではなく、配合成分や効果などで選ぶようにしましょう。

コスメの教科書p149に育毛剤の有効成分のその特長が掲載されています。

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×  シャンプー選びはなんとなく。CMに影響されることがほとんど

シャンプー選びは頭皮ケアの中でもとても重要です。 それは、使うシャンプーによって頭皮状態を整え、理想的な環境に導いてくれることもあれば、 逆にシャンプーが頭皮トラブルの原因になることもあるからです。
今までシャンプーはなんとなく選んできたという人は、ここで考えを改めましょう。 本来のシャンプーの目的は、頭皮の汚れや皮脂を落とすことです。 ですから、頭皮の刺激になったり、皮脂を取りすぎるシャンプーはNG。 メインとなる界面活性剤の種類を学べば自分に合うシャンプーを自信をもって選ぶ事ができるはずです。

 

コスメの教科書p148 に界面活性剤の種類と特長が掲載されています。

 

 

× 本当に効果がある育毛剤がほしいから、1ヵ月に1回は新しいものにチェンジ!

育毛剤に即効性を求めていませんか? 確かに即効性をアピールしている育毛剤もありますが、 やはり効果には個人差があります。 育毛剤を1本使ってみて、思ったような効果がなかったらじゃぁ次の育毛剤というやり方は 本当に効果のある育毛剤選びにはなりません。
育毛剤はやはり最低でも3カ月以上、できれば半年はじっくり使ってみて効果を検証する必要があります。 返金保証付きの育毛剤も数多くあるため、まずはそれを利用して1ヵ月使ってみて 肌に合わないなどのトラブルがなければ、3ヵ月は継続して使ってみましょう。そうすることで初めて、本当に効果のある育毛剤を見つけることができます。

 

×  油にはやっぱりお湯!熱めのシャワーでしっかりすすぐ!
油はお湯で落とす、という話は有名です。 じゃぁ、頭皮の脂も熱いお湯で落とした方が効果的なのでは?と思う方もいるかもしれませんが、 それは間違いです。
確かに脂を落とすためにお湯は効果的ですが、熱いお湯は頭皮の負担になったり、 乾燥を招いたりしてかえって症状を悪化させたり、べたつきの原因になります。 シャンプーの時の理想的なお湯の温度は38度前後のぬるめのお湯。 熱いお湯が習慣になっている人はそれがトラブルの原因かもしれないので、 改善するようにしましょう。

 

賢人のまとめ

髪を乾かす時間を早めるためには、タオルで髪を包みながらドライヤーをあてるテクニックがおすすめです。 また、間違いがちな髪の洗い方、シャンプーの選び方も、知識をつけて自分に合うものを選びましょう!

賢人プロフィール

オフィス美容の賢人小西さやか

コスメコンシェルジュ。化粧品の研究や開発に携わってきたスペシャリスト。
現在は、一般社団法人日本化粧品検定協会を設立。
代表理事として、美容コラムの執筆、日本流行色の選定、メイクアップトレンドカラー本の監修を行なっている。
著書に『レディのルール』『コスメのプロが毎朝、実践する 1分メイク& 1分スキンケア』など。
小西さやかオフィシャルブログ:http://ameblo.jp/panntyann1/
「日本化粧品検定」HP:http://www.cosme-ken.org/