シャワー文化の外国と違い、日本は入浴の習慣があります。温めることについては効果的ですが、熱いお湯に長時間つかることで肌に備わったNMF(天然保湿因子)などが流れでてしまうため、うるおいを保つ力が弱くなってしまうことがあります。
顔を熱いお湯で洗うと乾燥しやすいのと同じですね。加えてボディは顔に比べると皮脂腺が少ないため、乾燥が進みやすい部分です。
・うるおい流出を入浴剤で防ぎ、熱すぎない温度で入浴を
NMFを流出させにくくするには、お湯の温度を下げ、バスオイルなどの入浴剤を入れると効果的です。
・成分にこだわったボディークリームをチョイス!
今使っているボディークリームをセラミド入りにするなど、保湿効果の高い成分にこだわって選んでみるのもポイントです。セラミドは、肌の中のうるおいをつかまえておくことができる成分です。他の保湿成分よりもしっかりうるおいを抱え込む働きがあります
・入浴で乾燥させないための「なまけ美容テクニック!」
オイルはボディークリームよりも密閉力が高く、しっかり保湿してくれます。でも、オイルを使うのは面倒なときもありますよね?手軽で効果が高いのは、身体を洗い終わったぬれた体にボディオイルを塗布し、そのままお風呂につかることです。
オイルは乾いた肌に対しては、必要以上に一か所に沢山ついてしまいがちですが、ぬれた肌に対しては薄く均一に塗布しやすくなります。
しっかりとオイルを塗った後であれば、湯船に浸かっても肌から直接保湿成分が奪われることがなく、入浴剤がわりになり、入浴中に肌が乾燥しにくくなります。