ビューティー&ヘルス マスクによるニキビと肌荒れを防ぐには?コスメコンシェルジュが科学的根拠をもとに徹底解説!

最近、気温・湿度の上昇とマスクの着用でなんだか肌の調子が悪い、という方も多いのではないでしょうか。そんなみなさんの疑問を、コスメコンシェルジュが科学的根拠をもとに徹底解説。オススメのコスメもご紹介します。

マスクによる肌荒れの疑問についてお答えします。

Q1.マスクを着用するとニキビが増える?

資生堂によると「マスクの着用によって汗や皮脂の分泌が多くなると、皮脂線が詰まりやすくなります。過剰な皮脂は、皮脂を食べるアクネ菌が増えてしまい、部分的に炎症を起こすことで、ニキビができやすくなります」とのこと。
実際に、マスク王国のベトナムで市場調査を行なった際、ほとんどの女性がニキビに悩んでいました。ゆえに、ベトナムではサリチル酸やAHAの配合濃度がパッケージに記載されたコスメが人気で、多くの女性がニキビケアを目的にピーリング効果のあるスキンケアを行なっていました。

マスクでニキビができやすく?

Q2.マスクの素材が化学繊維だと肌荒れするの?

「マスクの素材を化学繊維から天然素材にすれば、肌荒れが改善するのか?」という質問をよくいただきますが、これも明確な根拠は今のところ見当たりません。

化学繊維は静電気を起こし肌荒れするという意見もありますが、マスクをしていると、肌は蒸れた環境にあり、静電気は水+汗などの塩分によりすぐに放電されるため、その影響は低いとも考えられます。
また、天然素材と化学繊維をアトピー小児患者で比較した研究でも、差がなかったという報告があります。

「イギリスで中等度~重度のアトピー性皮膚炎の小児300人(1~15歳)を対象として、普段着とシルク素材の服に分け標準治療を実施。6か月後のアトピー性皮膚炎の重症度に差はみられなかった」 (研究発表より)

考えられる理由としては、蒸れによるバリア機能の低下、マスクによる物理的刺激(特にマスクの端の部分は押さえつけている上に、動きにより常に物理的刺激を与えている)による肌荒れが考えられます。 肌状態としては、軽いあせものようなものもできる人もいます。

1 2