ビューティー&ヘルス ココナッツオイルって本当に身体にいいの?

A他のオイルを代替するという考え方はいいのですが、ココナッツオイルだけをダイエット目的で食べるやめましょう。

ココナッツオイルがブームになりつつありますね。
ココナッツオイルというととっても響きがいいですが、
昔から化粧品のベース原料として安くて安定性がいいのでよく使われてきた「ヤシ油」のことです。
ココヤシ果実(ココナッツ)の巨大な種子内部の胚乳から抽出精製されます。

なぜ、今頃?と思われる方も多いのではないでしょうか?
実は、食べるオイルはオリーブオイルなどの不飽和脂肪酸がいいと言われているので、
ココナッツオイルが飽和脂肪酸であったため、あまりブームになりませんでした。

ところが、化粧品業界では、肌に塗っている間にオイルが酸化してはいけないので、
飽和脂肪酸が安定性がよく、よく使われます。
そのため、ココナッツオイルはヤシ油という名称で様々な化粧品に配合されています。
※大部分の透明石鹸はヤシ油やパーム油からつくられていますよ!

そんな中、ココナッツオイルが不飽和脂肪酸だけれども、直鎖型ではなく中鎖型なので、
消化吸収が4倍、代謝は10倍!だから脂肪になりにくく健康にいいことがわかってきました。

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オイル(脂肪)は体内に摂取すると、エネルギーとして燃焼されるか、中性脂肪として体内に蓄積されます。
一般の植物油に多く含まれる「長鎖脂肪酸」は、体に吸収された後、
リンパ管、静脈を通って脂肪組織、筋肉、肝臓に運ばれ、分解・貯蔵しますが、
「中鎖脂肪酸」は分子がより短いため近道をし、肝臓に通じる門脈を経て直接肝臓に運ばれ、効率よく分解・燃焼されます。

一般のオイルと比べてココナッツオイルが優れているのはこの「エネルギーとして燃焼」される効率がとても良い点です。
長鎖脂肪酸と比べて消化吸収は約4倍、代謝は約10倍も速いため、中性脂肪になりにくいのです。
そのため欧米ではダイエット素材・健康素材として急速に普及しています。

ただ、注意していただきたいのは、そうは行ってもオイルということです。
ココナッツオイルのカロリーは、大さじ 1杯(12g)で100~110kcalと言われています。
他のオイルを代替するという考え方はいいのですが、ココナッツオイルだけをダイエット目的で食べるのはやめた方がいいと思います。
食べて痩せると思い込んでいる人がいますがそんなことはありません。現にカロリーをとっているわけですから。

今や、食品でも化粧品でも、ブームのココナッツオイル、飲む、食べる、塗るに使われています!

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トゥルーフレッシュ(TrueFresh) エクストラバージン ココナッツオイル 433ML (オーガニック&フェアトレード認定)
USDA(アメリカ)、JAS(日本)、EU(ヨーロッパ)の 3つのオーガニック認証組織から製品認証を取得したココナッツオイル

 

賢人のまとめ

ココナッツオイルは長鎖脂肪酸と比べて消化吸収は約4倍、代謝は約10倍も速いため、中性脂肪になりにくいのです。 そのため、他のオイルを代替するという考え方はいいのですが、ココナッツオイルだけをダイエット目的で食べるやめましょう。

賢人プロフィール

オフィス美容の賢人小西さやか

コスメコンシェルジュ。化粧品の研究や開発に携わってきたスペシャリスト。
現在は、一般社団法人日本化粧品検定協会を設立。
代表理事として、美容コラムの執筆、日本流行色の選定、メイクアップトレンドカラー本の監修を行なっている。
著書に『レディのルール』『コスメのプロが毎朝、実践する 1分メイク& 1分スキンケア』など。
小西さやかオフィシャルブログ:http://ameblo.jp/panntyann1/
「日本化粧品検定」HP:http://www.cosme-ken.org/