ビューティー&ヘルス 美容のプロが徹底解説!マスク肌トラブルの3つの原因「摩擦」「温度」「湿度」対処法

夏が終わって涼しくなってきましたが、マスクによる肌トラブルには注意が必要です。

コーセーの調査によると、80%以上の人は1日平均9時間以上もマスクを着用しているそうです。
長時間のマスク着用で、着用前の生活と比べてお肌はどのように変化をしているのか、各社から発表されているデータを踏まえ、美容の専門家であるコスメコンシェルジュ・小西さやかがマスク荒れの原因と対処法を徹底解説します。

題して『美容のプロが徹底解説!マスク肌トラブルの3つの原因「摩擦」「温度」「湿度」対処法』、ぜひ最後までお読みください。

マスクの長時間使用で、お肌はどう変わってる?

マスクによる肌悩みを多くの人が実感

ファンケルが実施したアンケート調査によると、直近2~3ヵ月以内に肌荒れを経験した方は、実に84%にも上ることが判明!

*2020年7月の20代~50代の女性618人への意識調査結果
出展:https://www.fancl.co.jp/beauty/column/skincare/32.html

また、ドクターシーラボの調査によると、コロナ禍によりマスクを日常的につけることで、肌悩みを持つ人は72%も存在することが明らかになりました。

* 2021年4月ドクターシーラボ調べ「敏感肌に関するアンケート」N=女性7,177名
出展:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000549.000002961.html

肌変化の内容とは?

2021年7月に行われた「第86回SCCJ研究討論会」での発表によれば、マスク着用による肌変化意識を調査した結果、夏冬を問わず、半数以上の人が肌に変化を感じていて、その肌変化は大きく以下の2つに大別することができると報告がありました。

①皮脂関連:「吹き出物」、「ニキビ」、「べたつき・あぶらっぽさ」など→夏に感じられる傾向

②敏感関連:「肌荒れ」「乾燥」「かゆみ」「赤み」「ひりつき」など→季節に関係なく感じられる傾向

今年の夏は特に猛暑日が続いたので、あごまわりにニキビができてしまった方も多いのではないでしょうか?

マスクによる肌悩みの3大要因

マスクによる肌悩みの大きな要因は3つで、①摩擦、②温度、③湿度 です。

①摩擦

不織布マスクによる「こすれ」はマスク内の広範囲に及ぶことが確認されています。マスクによる摩擦が、角層にダメージを与え、バリア機能を低下させたり、摩擦による物理刺激が、ターンオーバーの乱れなど他の肌トラブルに影響している可能性も考えられます。

②温度

ファンケルの調査によると、マスク内の温度は約+4度上昇しています。

資生堂の調査では、マスク着用5分後に+3.4度上昇、ドクターシーラボの調査では+4.2度と、マスク内外の温度変化は各社から発表されていて、数値にバラつきはあるものの、マスク内は外と比較し、3℃以上高くなっているという結果に。

③湿度

こちらもファンケルの調査結果です。マスク着用後の湿度は約20%も上昇しています。

出展:https://www.fancl.co.jp/beauty/column/skincare/32.html

ドクターシーラボの調査では+30.6%、資生堂の調査ではマスク内の湿度は呼吸に合わせて短時間のうちに乱高下(約30%の差)していることが判明。

湿度が高い状態が続き、水分が過剰な状態になると膨潤状態(ふやけた状態)になり、バリア機能が低下したり、繰り返すマスクの脱着による温度変化から過度の乾燥状態を引き起こすこともあります。

マスクによる肌悩みの対処法を解説!

これらにはどう対処すればいいのでしょうか。
それぞれの原因に対する対策をまとめますので、ぜひご自身の肌状態を確認し、以下を意識したお手入れを取り入れてみてください。

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