ビューティー&ヘルス 新しい化粧品に変えると、肌がピリピリ。せっかく買った高いスキンケアなのにアレルギーもちのせいか、残念なことに。アレルギー肌でも安心して使えるスキンケア選びのコツってなんでしょう?

Aアレルギー肌の人だけじゃなくて、普段は健康な人でも肌がピリピリになる可能性も!

catch_icn_a03肌がピリピリ感じる原因は、肌の乾燥によりバリア機能が壊れている場合やアレルギーによるものも考えられます。慢性的な花粉症やハウスダストだけでなく、生活習慣やストレスが原因なこともあります。

まず、どうして肌がピリピリ感じるのかをご説明します。

皮膚は、表皮、真皮、皮下組織の3つの層からできています。一番外側の表皮は、日光(紫外線)、ほこり、細菌、ウイルスといったさまざまな異物から体を直接保護しています。

敏感肌に関連しているのは、この表皮の一番外側を覆っている角層です。角層は0.02mmという薄さながら肌内部の水分が逃げるのを防ぐとともに外的刺激をブロックするバリア機能を備えています。水分を保ち肌を守っているのは、表面の皮脂や、角層の細胞に含まれるアミノ酸などの天然保湿成分(NMF)、細胞の間を満たし細胞同士を結びつけるセラミドや脂肪酸などの細胞間脂質です。ところが何らかの理由でこうした成分が少なくなってしまうと、肌のバリア機能のはたらきが弱まりピリピリと感じる敏感な状態になってしまうのです。

刺激を感じるときは一番なまけてOK!

肌の乾燥を防ごうと思っていつも以上に一生懸命スキンケアをするのは逆効果!さらさらとした液状の化粧水、美容液や乳液はアレルギー肌に浸透しやすく、肌への刺激になる場合も。アレルギー肌の方は、粘度の高いワセリンなどのオイルだけをつけるのがオススメ。クリームタイプより、ワックスタイプのものの方が肌に吸収されにくく刺激が少なく、水分が蒸発しにくくしてくれます。

肌が落ち着いたからといって、すぐに普通のスキンケアにもどるのは×。敏感肌用のスキンケアを使い、乾燥が落ち着いたら次のステップにいきましょう。肌が落ち着いたら、敏感肌向けのセラミドを補ってくれるスキンケアを使いましょう。セラミドは肌の一番上にあるため、化粧品で補うことができます。また新しい化粧品を使う場合は、腕の内側のやわらかいところに実物を塗って48時間後に反応をみるパッチテストをするのもいいかもしれません。

肌トラブルはいつものメイク道具のせいかも。

化粧品のパフやブラシたちはどれくらいの頻度で交換していますか?これらは、目に見えないほこりや細菌がついていて、汚いパフやブラシを使って肌に触れることで、肌トラブルを起こしている可能性も。敏感肌の人は、毎日こまめに洗浄して使うか、使い捨てのものにして清潔な状態を保ちましょう。

賢人のまとめ

肌荒れはアトピー性皮膚炎の可能性も!自己判断は禁物です。肌がピリピリしたら、ただちに使うのをやめ、お医者さんへ。

賢人プロフィール

オフィス美容の賢人小西さやか

コスメコンシェルジュ。化粧品の研究や開発に携わってきたスペシャリスト。
現在は、一般社団法人日本化粧品検定協会を設立。
代表理事として、美容コラムの執筆、日本流行色の選定、メイクアップトレンドカラー本の監修を行なっている。
著書に『レディのルール』『コスメのプロが毎朝、実践する 1分メイク& 1分スキンケア』など。
小西さやかオフィシャルブログ:http://ameblo.jp/panntyann1/
「日本化粧品検定」HP:http://www.cosme-ken.org/