コロナ禍でなかなか遠出をしにくい今、ご自身のメンテナンスに時間とお金をかけている人が増えていますね。マスクをつけた生活が日常になったことで、美容クリニックに通う方も増加しているようです。今回は、30以上の美容クリニックや50以上のエステを体験取材している美容のプロ、小西さやかが、顔・からだ・心に分け、厳選した3カ所をご紹介。美容クリニックの選び方もレクチャーします! セルフケアももちろん大切ですが、プロにメンテナンスしていただくのもおすすめですよ。
美容クリニックの選び方
韓国の美容クリニックブームもあり、最近では日本でも美容クリニックに通うハードルがかなり下がりました。でも、大切な顔のこと、クリニック選びは本当に重要です。では、何を基準に美容クリニックを選んだらよいでしょう。これまでに多くの美容クリニックを体験取材してきた私が、チェックすべき5つのポイントをご紹介します。
<小西さやかのチェックポイント>
・医師が皮膚科専門医を持っている
・医師が皮膚科学会などの学会に所属している
・カウンセリングで施術メニューを決める(希望のメニューを聞いて、その施術説明をして終わりのところも多い)
・カウンセリングに医師が時間をとってくれる(最低でも5分は必要)
・シミの種類を見分けられる
・通いやすい距離にある
実は、多くの美容クリニックの医師が皮膚科専門医を持っていません。大学の専攻も内科など別の専門の方も多く、さらに、人気のクリニックはカウンセリングがあっという間に終わり、施術メニューの話で終わるところもあるのが現状です。気になるクリニックがあれば、そのHPの医師紹介ページをチェックしてみて。皮膚科専門医を持っている医師は必ず記載しているので、記載がなければ持っていない可能性大。学会に所属している皮膚科専門医とクリニックは、日本皮膚科学会の皮膚科専門医MAPから検索できるので、近所にあるクリニックを探すのも◎。
30代以降は定期的なメンテナンスとして月1回のレーザー治療がおすすめなので、信頼できる先生がいて、通いやすい、という点も大切です。
また、皆さんが気になるシミですが、シミの種類によって治療方法が異なります。しっかりとシミの種類を見極めて、治療してくれる先生がいることも重要。
【顔】30以上のクリニックを体験した小西さやかが厳選
元大学助教、博士号もお持ちの医師がいる「東京八丁堀皮膚科・形成外科」
すべてのチェックポイントの条件を満たし、今まで体験した中で1番おすすめしたいクリニックが「東京八丁堀皮膚科・形成外科」!
東京女子医大で若くして助教にまでなられた平山 真奈先生がしっかりカウンセリングをしてくれます。私が体験したコースは「ピコトーニング+ピコフラクショナル」。ピコトーニングは、ピコレーザー機器で行う治療の一種で、弱いレーザーを当て、少しずつメラニンが原因で発生した肌の色素沈着部分を取り除きます。実は、今までの強いレーザー治療は肝斑をより濃くしてしまう性質もあり、肝斑治療には向かなかったのですが、このピコトーニングは、弱い照射のため、紫外線が原因でできるシミだけでなく、肝斑やくすみ、そばかすが気になる方の肌のトーンアップが可能に。
ピコフラクショナルも、ピコレーザー機器で行う治療の一種で、真皮を刺激することで肌の再生を活性化させます。ニキビ跡や毛穴、小じわ、たるみなどが気になる方におすすめ。いずれも、個人差はありますが、ダウンタイムがほとんどないことも特長です。
東京八丁堀皮膚科・形成外科
ピコトーニング トライアル 10,780円(税込)
ピコフラクショナル トライアル 21,780円(税込)
ピコトーニング+ピコフラクショナル トライアル 26,400円(税込)